ニセ回収パターンルアー① スタッガースティック5インチ/HIDEUP
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ニセ回収パターンに最も向いている…というか、ニセ回収パターンを開眼したキッカケになったルアーが「スタッガースティック5インチ」です。
ボトムまで沈めて、ジャーク&ポーズを繰り返したあとに、ニセ回収をしてやるとズトン!と食ってきます。大体は巻き始め…もしくは足元まで追いかけてきて食ってくるはずです。
水を切り裂きながらハイスピードで泳ぐ姿はベイトフィッシュそのものです。アユやモロコ、ハスなど少し大きめの魚をイミテートする時に選ぶと良いでしょう。形状がシンプルなので高速巻きでも破断しないのがポイントです。
ちなみにスタッガースティック5インチそのものの食わせ能力は尋常ではなく、ジャーク&ポーズの間に食ってくることも非常に多いです。他のルアーでは食わない時も口を使ってしまう、そんな魔力を感じていました。ひとりこっそりと…
スタッガースティック5インチのセッティング&タックル
スタッガースティック5インチに合わせるフックは、フッキングマスターモンスタークラス3/0(VARIVAS)が基準となります。食いが浅くてフッキングミスが起こりやすいときにはリミット5/0(リューギ)を使用することも多々あります。
そしてChillネイルシンカー1.7gを基準にフックのすぐ後ろに挿します。とてもシンプルなリグです。
ロッドはオープンウォーターにおいてはプルクラ62B(トランスセンデンス)というマルチピースロッドを使っております。
こちらはティップがMLクラス、ベリーがM、バットがHクラス…というかなり特殊なセッティングになっており、ニセ回収パターンに有りがちな、ひったくりバイトを全て弾かず掛けてしまう特性があります。
また、琵琶湖のウィードエリアやリザーバーの岩盤、ため池の障害物周りなど、ロッドの張りが欲しい時にはMACCAシリーズ、HUMC-610MH(HIDEUP)がオススメです。
リールはできるだけギア比の高いものを推薦します。筆者はXGを愛用しています。巻取りの速さがキモとなる釣りなのでかなり重要な部分です。
また、ラインはフロロカーボンの16〜20lbを使用。フロロカーボンというのがここでは非常に重要です。ラインを完全に沈めてしまう釣りなので他素材だとルアーが浮き上がってしまうデメリットがあります。