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【目指したのは最高レベルの感度と操作性】シマノのジギングロッド最高峰「オシアジガー リミテッド」いよいよ10月登場

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最高レベルの感度と操作性を目指したロッド。

スロー系ジギングロッドの限界を超越するという高感度・高出力で、スロー・ミドルピッチ・ハイピッチまでをこの1本で。オシアジガーロッドシリーズの”頂”、「オシアジガー リミテッド」登場。

 

オシアジガー リミテッド

2021年10月登場予定

シマノ公式「オシアジガー リミテッド」詳細ページはこちら

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

 

こんなロッド今までになかった

超高感度・高出力

一見フルソリッドに見えるほどの超細径に設計されたブランクスは、高強度・高弾性素材「M40X」を採用し、シリーズ最高レベルまで高弾性化。そこにスパイラルXコア+ハイパワーXを搭載し、構造をビルドアップすることで、ブランクス全体が弓のようにしなり、また強大は反発力によってジグにスピードを与え、魅惑的なフォールアクションを演出。

少ない入力で高効率にジグを操る超ハイアウトプット性能によりスローのみならず、ミドルピッチやハイピッチも難なくこなし、このロッドでしか演出できない高精度のジグアクションでターゲットを魅了。

加えてグリップにはカーボンシェルグリップを採用。手に触れる部分をすべてカーボン化することで、潮流の強弱や潮の境目、底質、魚がまとわりつく感触など水中の情報を手元に的確に伝えるという。

 

とにかく軽い

21オシアジガーリミテッドのB62-4と19オシアジガーインフィニティB63-4を比較すると、数値上の自重はほぼ同等でありながら、21オシアジガーリミテッドは持ち重り(ロッドを水平保持するのに必要な力)で6%、振り重り(慣性モーメント)で11%をカット。ロッドを握る位置と重心を近づけることによって自重以上の軽さを演出し、曲がりの支点を手元に寄せることで操作時における体感負荷やストレスも低減。また、細径化された強靭なブランクスは軽く、空気抵抗が少なく、静と動の様々な操作を軽快かつ意のままに展開。激しいジャークとストップを織り交ぜたジグ操作においてもブレを瞬時に収束し、アングラー側の負担を軽減。

 

ブランクスの性能を最大限に活かし、チャンスを逃さないXガイド。

ガイドにはシマノならではの冷間鍛造技術によるXガイドを搭載。3Dテクノロジーで成形した一体構造のガイドは軽く、強く、エッジがないといった特長をもち、絶妙な傾斜角度によって糸絡み等のライントラブルを激減させつつ、スムーズな糸抜けをも追求。

また、極力短く設計されたガイドフットはブランクスを曲げた際のツッパリを防ぎ、きれいな曲がりでブランクスのポテンシャルを最大限に引き出す。なお、トップガイドは今回のリミテッドのために作った新規サイズで、ゴールドI.P.処理の特別仕様に。

 

「こんなロッドはいままで存在しませんでした」山本 啓人氏のインプレッション

オシアジガーリミテッドを持って最初に感じたことは、とても軽いということ。高反発な素材を使っていて凄く高感度、フルソリッドモデルと錯覚するくらいの細身に作られています。一般的にロッドはパワーを上げると硬くなってしまいます。でも今回のオシアジガーリミテッドは軟らかいのに反発力があり、強い。そして感度も凄い。ティップからバットエンドまでブランクスが途切れることのないワンピース設計で、グリップの中のブランクスの曲がりまで配慮しています。ジグの重みをロッド全体で受け止めてロッド全体で返すイメージで、より少ない力でより高効率にジグを操ることができます。スローからミドルスピードのジャークはもちろん、これまでのスロー系ジギングロッドが苦手だった速いジャークも可能になっています。あと、2枚潮やドテラ流しなど、引き抵抗が重い時でもしっかりロッドが戻ってくれるので、すごく頼りになります。

ブランクスにはスパイラルXコア、ハイパワーXが搭載されています。細身のロッドはネジれやすい、ブレやすいという短所がありますが、それを感じさせず、しかも高出力を発揮。本来は相反する要素なのですが、スパイラルXコア、ハイパワーXを搭載することで実現できたブランクスだと思います。超細身で超高出力、こんなロッドはいままでになかったと思いますよ。

超感度にはブランクスだけでなくカーボンシェルグリップの採用も大きく貢献していると思います。カーボンシェルグリップは中身が中空になっているのが特長。海からの情報を振動としてとらえ、その振動をグリップが増幅するような感覚で、手元を通してアングラーに伝えてくれる構造です。魚の寄り、潮のヨレ、ときにはジグにフックが当たる振動まで分かる超高感度です。いままでのオシアジガーシリーズにも、グリップがカーボン製のものはありました。でも、今回のカーボンシェルグリップは、体に触れる部分がすべてカーボン製。卓越した高いカーボン成型技術がなければできないグリップだと思います。

採用されているXガイドの3Dチタントップと3Dチタンは、3Dテクノロジーで成形した一体構造。シマノの冷間鍛造技術の高さを感じてもらえると思います。形状や角度が絶妙で、実際に使ってみるとラインが絡むようなトラブルが凄く少ない、ノットの抜けも良い。ガイドフットはとても短く、固定する部分も少ないので、ロッドの曲がりを妨げにくい。凄く綺麗に曲がって、綺麗に復元する。今回のロッドを作り上げるためにはどうしても必要なガイドだと思います。レングスを揃えた5アイテムがラインナップ。シマノのスロー系ジギングロッドの最高峰として死角はありません。

出典:シマノ公式HP

スペック

スペック
品番 全長(ft.) 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) ジグウェイト(g) 適合ラインPE(号) 最大ドラグ(kg) 最大ドラグ角度(°) グリップタイプ リールシート位置(mm) リールシートタイプ カーボン含有率(%) ガラス他含有率(%) 本体価格(円)
B62-0 6’2″ 1.88 1 188 未定 1.8 40~130 MAX1.5 3 45 セパレート 440 DOWNLOCK 94.2 5.8 73,000円
B62-1 6’2″ 1.88 1 188 未定 1.8 80~180 MAX1.5 3 45 セパレート 440 DOWNLOCK 96.8 3.2 73,000円
B62-2 6’2″ 1.88 1 188 未定 2 100~230 MAX2 4 45 セパレート 440 DOWNLOCK 97.1 2.9 74,000円
B62-3 6’2″ 1.88 1 188 未定 2 120~280 MAX2.5 5 45 セパレート 440 DOWNLOCK 97.3 2.7 75,000円
B62-4 6’2″ 1.88 1 188 未定 2 140~350 MAX3 6 45 セパレート 440 DOWNLOCK 97.4 2.6 76,000円

※リールシート位置:ダウンロックは竿尻からリールシート後部固定フードまでの長さです。

 

ラインナップ

B62-0

シリーズ中で最もライトなB62-0はLIMITEDの細さを象徴する1本。見た目からは想像できない高出力を発揮して、多種多様なターゲットを攻略する。適合ジグウェイトは40~130g。誘いの速度に応じて40~80m+αの海域に適応。

B62-1

水細身&ライトでありながらしっかりとジグを操れる、シマノの高剛性ロッドテクノロジーを実感しやすいモデル。80~180gのジグを操り、水深60~120m+αに適応する。近海の様々な魚種や、タチウオや根魚狙いの60~100mクラスのゲームで真価を発揮。

B62-2

近海を広くカバーする2番パワー。ジグウェイト100~230gに適応し、近海の広いシチュエーションをカバーするモデル。速い誘いが主体となる青物狙いでは水深80m+α、遅い誘いがメインの根魚攻略なら100m以深も対応可能。

B62-3

スロー系ジギングの中核モデル。B62-3は、スロー系ジギングロッドの中心的存在。青物狙いの速い誘いで110m+α、中深海や根魚狙いで200~250mクラスに対応し、ジグウェイトも120~280gと幅広く適応。フィールドやターゲットを問わずに活躍する1本。

B62-4

ヘビージグも自在に操るパワーロッド。パワーとレスポンスに優れたB62-4。青物狙いの速い誘いで140m+α、遅い誘いによる200~300mクラスに対応し、ジグの引き抵抗が強いシーンでも効率良くジグをコントロール。適合ジグウェイトの範囲も広く、140~350gまで対応可能。

 

シマノの最高峰「LIMITED」の名を冠したロッド「オシアジガー リミテッド」。限界を超越するというその性能をぜひ。

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

 

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