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【都内の離島は本当に秘境だったのか?】前編に引き続き「青ヶ島釣行」をレポート!釣れない時間が続いてからの爆釣ラッシュ

連載:加来 匠レオン「ライトゲームマニア」
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さて、前回の青ヶ島釣行の続きです。それにしても、本当に秘境でした。

久々のロケーションに興奮していたのと、今回は腰痛を抱えたままでの遠征だったので、ろくに写真を撮っておらず、文章だけでお伝えするしかないのですが(^_^;

レオン 加来 匠(Kaku Takumi) プロフィール

加来匠(かく たくみ) 中国&四国エリアをホームグラウンドとし、メバルやアジ、根魚全般の釣りを得意とする生粋のソルトライトリガー。レオンというのはネットでのハンドルネームとして使い始めたが、いつの間にか、ニックネームとして定着。ワインドダートやSWベイトフィネスなどを世に広めた張本人、新たなスタイルを常に模索中! 「大人の遊びを追求するフィッシングギアを提供する」ことを目的としたプライベートプロダクション「インクスレーベル」代表もつとめる。

【都内の秘境へ】現在遠征ツアーを進行中!レオン加来匠が第一弾目の「青ヶ島実釣」の模様をレポート

 

道端に生えている草木からでも伝わる「見た事が無い魚が釣れる予感」

島へ到着した知久さんと僕は、予約しておいた民宿「民宿かいゆう丸」へ荷物を置くやいなや、タックルを準備してレンタカーに積み込み、島内唯一釣りが可能な場所「三宝港」へ向かいます。

 

そして、この道中で左右に現れる植物相にまず目がいくわけです。本土とは明らかに異なり、下生えにはシダ類がやたらと生えていて、それからシュロの木や椰子の木?  普段では見ないような色々な植物が場所によって密集しています。

八丈島や鹿児島日南の海岸道路などで見かける「観光用として植えている」感じでは無く、普通に谷間の日当たりの良い南向きの平地に密集していましたので、これはもう天然だなと思わざるを得ませんでした。

しかし沖縄地方のソレとはまた違う、一種陰鬱(いんうつ)さを伴った、独特な雰囲気が「秘境感」をかもしだしていました。

コレを見た瞬間、「絶対見た事が無い魚が釣れるな」と思ったのですが、やはりその通りで前号速報でお伝えしたように自身初のゴマヒレキントキが爆釣と言ってもイイ程のペースで釣れたわけですが、実はこの釣果にたどり着くまでにかなり苦労をしたのです。

 

僻地だから離島だから釣れるとは限らない

昼食を済ませた直後に、港で釣りを始めた僕たちが準備したのは、当然のごとくカンパチやカスミアジや南方系ハタ類をイメージしたPE2号をセットしたまあまあガチタックル。

港は湾内ではなくて切り立った崖の一部を切り拓いて道路が作られていて、磯場には直接大きなコンクリート桟橋(というより埋め立て地レベル)が設置されています。

ボトムは岩盤帯で本流がモロにぶち当たるという絶好の条件。しかし、こんな僻地で釣れないわけがないと思いながらも、何をやっても何を投げても何の音沙汰も無し。

 

2人とも2時間ほどガチタックルを振り続けたけれども、あまりの当たら無さ加減にしびれを切らして、とうとうライトタックルを引っ張り出す始末(笑)。

波間や壁際にちらちら見える20~30cmの魚達を釣ろうとしましたが、これも見える魚はグレやイスズミのようで全く反応せず、夕方まで頑張ってアオヤガラ1匹に何やら南方系のカワハギ1匹という超お粗末な釣果に(^_^;

 

結局、慣れ親しんだナイトのフィネスゲーム展開に

コレ、想像してみてください。昼間ダメなら夜行性の大型魚を! と誰しも考えるでしょ? 当然僕たちも夕食後にそのイメージで挑んだのですが、やはり夜行性のタマンやハタ類などは全く雰囲気が無いのです。

それは「打ち込み釣り」を4時間ほどやり続けた餌師さんの釣果を見ても明らか。馬鹿でかいエイと50cmほどのフエフキダイ1匹という貧果です。

こうなると残るはライトゲームで挑むしかないわけですが、早々に見切って「尺ヘッド」(4g)に「ドラゴンクローラー」のセットを投入した知久さんに待望のヒット。

 

ドラゴンクローラー

インクスレーベル公式「ドラゴンクローラー」詳細ページはこちら

 

最初の1匹は比較的小ぶりのギンガメアジでしたが、2匹目は僕も初めて見る模様のキントキ系の魚。

時間は釣り開始から2時間以上経過した22時頃でしたが、ここからようやく離島らしい、また南方らしい怒濤の釣果に恵まれる事に!

 

遂に離島の爆釣ラッシュ! 多魚種オンパレード

簡易な撮影しかできていませんが、ようやく巡り会えた爆釣の模様をご覧ください。

都内の秘境!?で釣ってみたら脳汁が噴き出たw【ライトゲームin青ヶ島】

 

いやあ〜、やっとまともに釣れました。 しかし、釣れはしましたが決してイージーでは無くちょっと難しいときのアジング並み。

変化する状況にレンジやスピードやアクションやワームローテなどをシッカリ合わせてやらないとバイトすら出ないレベル。

誤解を恐れずに言うならば、ちゃんとライトゲームをやりこんでいないと結果が出せない釣りでした。

 

中でも面白かったのはワームの違いによるバイト率の差。

結果から言うと、「ジュラクローXG」、「稚魚シャッド Baity」、「ゼイゴー」、「ドラゴンクローラー」と4種を使ってみて、「ドラゴンクローラー」の圧勝。

 

途中、「稚魚シャッド Baity」や「ゼイゴー」に反応が良い時間帯もあったものの、2日間のナイトゲームを通して釣果の8割は「ドラゴンクローラー」。

まさしくアジングナイトでした(笑)。 ということで厳しくも面白かった遠征ツアーファーストステージである青ヶ島釣行を終え、一旦基地である横浜へ戻り、セカンドステージ「福島ヒラメジギング」とサードステージ「新潟ボートキジハタ」に備えて準備するも、折からの台風の影響で計画は総崩れ・・・。

しかたなく取り急ぎ行った代替え案「青空を追っかけて」での釣りは、これはこれでとても楽しく有意義であり、かつ得る事も多かったという模様は次号にて!

https://twitter.com/fishermanhiroki/status/1422888787697303557?s=20

https://twitter.com/fishermanhiroki/status/1418787194047590401?s=20

 

やりたかったなあ〜。ナッゾヘビーのヒラメジギング。

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