イカメタル用、オモリグ用2本のタックルを使用
今回メインで使用したタックルはイカメタル用ベイトモデル「BattleWhip IM69/B」と、オモリグ用「BattleWhip OR72/C」の2機種です。
では、まずは「BattleWhip IM69/B」。
こちらはカーボンソリッドティップを採用し、ブランクはBlueCurrntシリーズのノウハウと要素を詰め込み目感度と手感度の両方を最大限に高め些細なアタリも掛けられるようなセッティングとなっています。
シャクリやタタキの操作に関してもレスポンス良く行えつつ、イカがヒットするとロッド全体でイカの引きを受け止める柔軟性を備えたモデルとなっております。そして良く曲がる事と長めにセッティングされたリアグリップにより、ダブル・トリプルの多点掛けの連続や手返し良く数を掛けていきたいような時に体力的な負担が大幅に低減され集中力の持続に繋げる事ができるモデルです。
そして、今回大活躍だった「BattleWhip OR72/C」。
最大40号のヘビーウェイトシンカーをアンダーハンドキャストで安全に明暗までキャストが行えて、尚且つ潮の速い中でも操作ができるバットパワーを持たせております。
もちろんガチガチ、というわけではなく特にティップに柔軟性を持たせており、途中に鉛を介しながらもイカのアタリと違和感をしっかりと把握できて掛けていける手感度を持たせております。
こちらもリアグリップを長くしており、しっかりと脇で挟んで操作が行える設定。その長さの恩恵により、キャスト時もヘビーウェイトをてこの原理で楽に飛距離が出せます。そしてジギングのようにレンジを合わせて、アクションから食わせの間を意図して行えるモデルでもあります。
出典:YouTube「YAMAGABlanks Product CHANNEL
渋いときこそロッド選びが重要
イカの数が多く、活性の高い好条件でバンバン釣れるような時は、正直ロッドの持つ特性を細かい所まではあまり気にしなくていいかもしれません。
でも、今回のように神経を研ぎ澄ましながら、一つ一つの小さなアタリを大事に掛けていかないといけないような状況では、ロッドの特性をしっかりと意識しながら活用することで釣果に結び付ける事ができると。それを再認識させられた釣行となりました。
そして、竜宝丸さんのリレー釣行でクライマックスでもある、ケンサキイカを泳がせ釣りで狙うクエとカンパチは見学させて頂き、先輩方の仕掛けやイカの掛け方を勉強させてもらいました。
クエは今回不発でしたがカンパチの7㎏クラスと4㎏クラスが上がり船中活気立ち、完全に陽が出て明るくなった6時半に納竿沖上がりとなりました。
タックルデータ
ロッド:バトルウィップ IM69/B
リール:オシアコンクエストCT300HG
ライン:G-soul PEエギイカメタルWX4 #0.8
リーダー:G-SOUL ハイグレードショアリーダー FC HARD 3号
エギ:浮スッテ3号+鉛スッテ30号
ロッド:バトルウィップ OR72/C
リール:ツインパワー 4000HG
ライン: ガリス ウルトラジグマンWX8 #1.2
リーダー:G-SOUL ハイグレードショアリーダー FC HARD 3号
鉛:30号
エギ:スイスイドロッパー 2.5号
今回お世話になった竜宝丸さんは3隻体制で、今回のイカメタルから泳がせのリレー釣りをはじめ、東シナ海のカンパチジギングにクエの泳がせや沖アミ五目釣り等、シーズン毎に様々な釣りを案内されております。
ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)