今江克隆のルアーニュースクラブR「カバーギワをゴン攻め!今、釣れるトップ!イモハドル、野良ハドルを紹介」の巻 第1063回
カバー際トップが激アツ!
激アツな8月に入ると、スポーンで疲れ果てたバスたちもようやく体調回復し、朝夕、夕立の前後はスクールを組んで積極的にフィーディングに入るためトップウォータールアーが楽しい季節になる。
しかしながら、表層水温が30度近くなるとバスたちも太陽光が降り注ぐオープンウォーターではサスガにトップ(表層)には出なくなる。
しかし、逆にちょっとしたシェードを求めて水通しの良い場所にできるカバーの表層直下をクルーズするようになってくる。
アフター初期は「吊るし」も効果的だが、スクールで回遊性を強めた目の良いバスには「カバー際トップ」の勝負がとても効果的になる。
今週は、そんなカバー際(カバー裏)回遊バスを効率よく釣るためのECOなトップワーム?「イモハドル」、別名「野良ハドル」を紹介しよう。
イモハドル、野良ハドル
「イモハドル」別名、「野良ハドル」とは、圧倒的な浮力を持つエラストマー製の「ハドルスイマー・エラストマー4.5インチ(ハドエラ4.5)」を利用した今江的廃品ルアー再利用リグである。
これは池原ダムロケの折、バスが流木溜まりやウッドチップカバーの縫うように回遊しながらオイカワの子供を狙って盛んにボイルしており、それを騙すためとっさの思いつきで試してみたら。思いのほかに釣れてしまったかなりテキトーな即興リグである。
要は自分も大好きな「野良ネズミマグナム」の代用なのだが、この「野良ハドル」、時として「野良ネズミマグナム」を凌ぐ威力を見せることがある。
それは「野良ネズミ」やフロッグとは違った細長い「ベイトライクなシルエット」と、「フラッシング効果」を出せるリアル塗装が「小魚喰い」のバスにはマッチザベイト的にも効果があるようだ。
同時にボロボロになったり、テールに曲がりクセが付いてしまった御役御免の「ハドエラ4.5」を現場で簡単再利用できるドケチリグでもある。
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