天龍のライトジギング向けシリーズ、ホライゾン。
現在ではハイピッチ&スローに対応するマルチユース仕様の「ホライゾンMJ」、シリーズのフラッグシップモデル「ホライゾン プログレッシブ」、スロー系ジギング専用スペック「ホライゾンSL」、ライトジギングに特化した「ホライゾンLJ」の4種類が展開されています。
今回は中でもSLJ(スーパーライトジギング)に特化した「ホライゾンLJ」の3機種、「HLJ641B-FLL」・「HLJ631S-FLL」・「HLJ641S-FUL」をピックアップしてご紹介していきます!
SLJに特化した仕様
だれでも手軽に始められることでも人気の高いSLJ(スーパーライトジギング)。
現在、ジギングは様々なジャンルに細分化がされています。
なかでもこのSLJは最も軽いジグで、かつライトなタックルで行うジギングを指します。
ターゲットも青物の他にもマダイや根魚などの多彩な魚種を狙えるのも特徴で、女性やお子さん、ビギナーの方でも気軽に入門できる楽しさが魅力です。
モデル | タイプ | レングス
( m [ft]) |
アクション | ルアーウエイト(g) | ベストウエイト(g) | ライン(lb/PE) | リアグリップレングス(mm) | ロッドウエイト(g) | 希望小売価格(税抜き) |
HLJ641B-FLL | ベイト | 1.93[6’4″] | RS | MAX100 | 60 | MAX16lb/0.6-1.2号 | 380 | 126 | ¥35,500 |
HLJ631S-FLL | スピニング | 1.90[6’3″] | RS | MAX100 | 60 | MAX16lb/0.6-1.2号 | 410 | 104 | ¥33,000 |
HLJ641S-FUL | スピニング | 1.93[6’4″] | RS | MAX80 | 40 | MAX16lb/0.6-1.2号 | 410 | 102 | ¥33,000 |
SLJでは主に80g前後のジグが使用されることが一般的で、ラインもそれに合わせた細めの0.8号前後が使用されます。
この3機種はそうした小型のジグにも対応できるよう、マグナフレックス製法グラスフレックスを採用。
マグナフレックス製法とはグラスとカーボン、弾性率が違うカーボン同士を焼形した段階で1本のブランクとして作製する技術製法で、グラスフレックスはグラスセクションとカーボンセクションのつなぎ目を排しチューブラー状に加工するもの。
従来のロッドにおいてはティップを極端にソフトにする場合、ソリッド素材をチューブラー素材に繋いでいましたが、この製法を活用することで全てチューブラー状に出来るため軽量化にもなるとのこと。
「ホライゾンLJ」では長めのグラスチューブラーティップにより、小さなバイトも逃がさないソフトなティップと高い操作性を有しています。
「C・N・T」搭載によるライトタックルの域を超えたネバリ強さ
バット部にはテンリュウお馴染みのテクノロジー、『C・N・T 』をコンポジット。
SLJの魅力は多種多様な魚種を狙えるバラエティさがありますが、時として予想外の大物がかかることも多くあります。
しかし、この「C・N・T」を搭載することで、ライトタックルの域を超えたネバリ強さを発揮!
ロッドを軽量化しつつも、しっかりとネバリを持たせることでパワーのある魚がかかっても安心してやり取りが可能となります。
各機種の注目ポイント
SLJ特化モデルの3機種中2機種はスピニングタイプ。
HLJ631S-FLLは近海の比較的浅場、おおよそ水深50m程までのエリアでのスーパーライトジギングを気持ちよく行えるロッドです。
60g前後のジグの操作に長け、もう一方のHLJ641S-FULはさらに軽量の40g前後のジグの操作に長けたモデルです。
両機種に共通したポイントは他のスピニングモデルと比べ、リアグリップはやや短めに設定され、アンダーハンドでのキャストが容易となっています。
SLJは広範囲に探ることも不可欠なため、投げやすく、それでいてアクションやファイト中はしっかり脇に挟むことができる絶妙な長さに設計されています。
対してのベイトモデルの641B-FLLは水深80m以内で、60g前後の軽量ジグの操作に長けたモデル。
スピニングモデルとは異なり、レンジをしっかり刻みたいときに活躍するロッドとなります。
シャロ―エリアでの太刀魚ゲームや、ライトタックル主体のシーバスゲームなど、使い方次第で奥深い楽しみ方が可能です。
最近注目を集めているクラマスジギングにもこのロッドは重宝する仕様となっています。
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