今江克隆のルアーニュースクラブR「カンタン便利でズボラ確釣ランキング1位の激推しリグを紹介!」の巻 第1062回
使い方とセッティングのコツを紹介
そしてようやくG-niusの青木プロに昨年から執拗に頼んでいた待望の「G-niusスクリューネイルシンカー」の5gが発売されることになった。
今までのMAXは3.5gで、こちらは「タイニーゲンタホッグ」にはベストウェイトなのだが、オリジナルの「ゲンタホッグ(4インチ)」だとフォールのスピード感が出ず、カバーでも手足がデカいので重さ不足は否めず、フットボール的なリアクション効果も弱かった。
しかし、ネイルシンカーとしては規格外の5gネイルシンカーは「ゲンタホッグ(4インチ)」と実に好相性で、今回のフラフラの体調をアドレナリンで復活させるビッグフィッシュを何尾も仕留めさせてくれた(お題外なので誌面には載れませんが…)。
使い方は……
ウッドチップカバーでは抜群の貫通力を活かした「吊るし後のファーストフォールリアクション」。
垂直岩盤では「フットボール的階段落とし」。
ミドルのブレイクではジグストよろしく「ヘコヘコスイミング」。
流れ込みサンドバーでは「スタンダップズル引き沢ガニイメージ」。
といった、ドコでもそのまま対応可能な別名「ズボラリグ」でもある。
セッティングは簡単だが、「タイニーゲンタホッグ」+「G-niusスクリューネイルシンカー」3.5gと比較すると、さすがに5gはバスのファイトで「ゲンタホッグ」ごとぶっ飛んだり、ネイルが飛んだりしてしまうことがある。
そこでオススメしたいのが写真のG-niusの「シリコンチューブプライヤー(ネイル装着具)」と「G-nius project オリジナルシリコンチューブ」だ。
今回、自宅にチューブを忘れてしまいシンカーごとを5個ぐらい飛ばしてしまい心底後悔したので、SAWAMURA「ワンナップリング」を無理矢理装着し、シンカーに瞬間接着剤を垂らしてその後は事なきを得た。
5gのフルタングステンネイルシンカーは他社品では代用不可能な高価なネイルシンカーなので、「シリコンチューブ」と「シリコンチューブプライヤー(ネイル装着具)」は必ず持っておいた方がよいだろう。
釣れても飛んでいくとメンタルダメージかなりあるので…。
あと、注意点として岩やコンクリートにキャスト時に強く当て過ぎないこと。必ずヘッドから当たるので、まれにスクリューの付け根部分から折れてしまうことがある。
経験的には霞ヶ浦のコンクリート護岸に延々ピッチングで当てて落とすのはオススメできませんので。ご注意を。
奥の手!イモゲンタ・テナガ式