ラグゼのティップランエギングロッドの最高峰といえば「EGTR X」。
超高感度で、アオリイカからの繊細なアタリを捉え掛けられる評価の高いロッドです。
そのEGTR Xをさらに超える究極系!? EGTR Xアルティメイトが登場となるそうです(9月上旬発売予定)!
衝撃の50g台
圧倒的なのはその軽さ。今回EGTR Xアルティメイトには2機種がラインナップされますが、いずれも自重50g台。衝撃的です!
EGTR Xとの比較
その2機種のスペックを、まず見てみると…
モデルNo. | タイプ | 標準全長(cm/ft) | 希望本体価格(税別) | 標準自重(g) | 仕舞寸法(cm) | パワー | 使用材料(%) | 継数(本) | ルアーウエイト(g) | 適合ライン(PE/号) | 先径(mm) | グリップ長(mm) |
S510ML+-solid | スピニング | 178(5’10”) | 58,000円 | 53 | 93.5 | ML+ | C99.9 G0.1 | 2 | 25~100 | 0.3~1 | 0.7 | 300 |
S65ML+-solid | スピニング | 196(6’5″) | 58,500円 | 58 | 102.5 | ML+ | C99.9 G0.1 | 2 | 25~100 | 0.3~1 | 0.7 | 300 |
参考までにEGTR Xの同レングスのスピニングS510MLとS65MLを見てみます(パワーにMLとML+という差はありますが)。
モデルNo. | タイプ | 標準全長(cm/ft) | 希望本体価格(税別) | 標準自重(g) | 仕舞寸法(cm) | パワー | 使用材料(%) | 継数(本) | ルアーウエイト(g) | 適合ライン(PE/号) | 先径(mm) | グリップ長(mm) |
S510ML-solid | スピニング | 178(5’10”) | 45,500円 | 69 | 93.5 | ML | C99.9 G0.1 | 2 | 20~70 | 0.3~0.8 | 0.7 | 295 |
S65ML-solid | スピニング | 196(6’5″) | 46,500円 | 73 | 102.5 | ML | C99.9 G0.1 | 2 | 20~70 | 0.3~0.8 | 0.7 | 295 |
……EGTR Xも超軽量なロッドですが、アルティメイトはそれに輪をかけた、まさに究極ともいえる軽さ。
アルティメイトは完成形と思われたEGTR Xをさらに徹底的に感度を追求した仕様といえます。感度を追求した結果、さらなる軽量化が生まれたともいえるかもしれません。
トレカM40X採用
実際に手にしたワケではないので分かりませんが、パッと見で明らかに違うのがグリップ周り。
オリジナル極薄カーボンパイプのリールシートを採用しているとのことで、これにラグゼのお家芸である反響感度を増幅させるリザウンドグリップ機構を組み合わせています。
リアグリップも必要最小限まで小型化。単純な軽さはもちろん、バランスにも優れ、その軽さとバランスゆえにわずかな負荷の変化(すなわちバイト)を捉えられる設計。
またEGTR Xとの大きな違いとしてはブランクスのメインマテリアルに、これまでの「トレカT1100G」に加え「トレカM40X」を採用している点。
トレカM40Xは、従来の炭素繊維と同等の弾性率を保持したまま、強度を約30%向上させることに成功した素材。詳しくは割愛しますがトレカMXシリーズは、非常に高弾性で強い。トレカT1100Gも非常に優れた素材ですが、トレカMXと比較すると、誤解を恐れずにいえば中弾性素材といえるでしょう。
よしあしではなく、その2つを適材適所に採用しているそうです。
また、EGTR Xアルティメイトの2機種は「ML+」というパワー設定。
MLクラスのティップとMクラスのバットパワーが融合した、より先調子の設定で、繊細さとアワセのレスポンスの両方をバランスよく備えた設定となっています。
もう、これでもかっ!てくらいにイカからのアタリを感じたい皆さんに、推しなロッドになりそう!
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