こんにちは!YAMAGABlanksスタッフのT岡です。
今回は、2021年発売のNEWモデル「EARLY 86MH for Rock」をご紹介させていただきます。
EARLY 86MH for Rockはロックフィッシュゲームをメインコンセプトにしたショアキャスティングモデルであり、軽快な操作性でスイミング系の誘いを得意とする一本です。
ロックフィッシュモデルと言っても、決してガチガチな堅いロッドではなく、カサゴからハタ類まで幅広く狙える柔軟性を持っています。芯のある曲がりの中に強靱なパワーを秘めた、正にヤマガブランクスらしさの真骨頂を味わえる一本です!
EARLY 86MH for Rock
ロッド全長:2590mm ロッド自重:123g Lure:7~40g Line:Pe 1~2号 価格 31,000円(税抜価格)
ヤマガブランクス公式「EARLY 86MH for Rock」詳細ページはこちら
ロックフィッシュ以外も楽しめる!?
そんなEARLY86MH for Rockですが、決してロックフィッシュゲームの専用機というわけではありません!
その遠投性能や感度、反発力などを持ったブランクは様々なターゲットやゲームスタイルにも対応するのです!
フィールドスタッフの皆さんの「ロックフィッシュ以外の魚を狙っても面白い!」「シーバスとかタチウオとか色々狙える!」といった話を聞かされ続け、これは自分でも試さねば!…ということで、今回はEARLY 86MH for Rockを使用したなんでも狙いの欲張り釣行に行ってきました!
個人的な使用感も合わせてお伝えしたいと思います。
欲張りなんでも釣行記
ここからは、先日行ってきました「欲張りなんでも釣行」のレポートをEARLY86MH for Rockの使用感と合わせてまとめましたので、ぜひご覧になってください。
7/24 大潮 梅雨も明け、日中は気温35℃越え。海の中も小型のベイトが増えてきた様子。
YAMAGABlanksユーザー様からは、各地で様々な釣果報告をいただいております。そんな釣果報告を見るたびにウズウズしていた私。気づいたらマイホーム「天草」でキャストしていました。
この時期に天草エリアのメインターゲットといえば、トップゲームのシーバスやチヌ、フラットフィッシュはもちろん、少し早いですがタチウオもショアから狙えます。
どのターゲットもとても魅力的です。欲張りな私は全てを狙うべく、タックルボックスにルアーを詰め込みました。
ポイントに到着したのが15時ごろ。最干潮から上げに変わり始めるタイミングでした。まずは、ベイトを探そうと各港をランガン。潮通しのいい大型の港でベイトを発見したので、実釣開始。
日没が19時過ぎの予定でしたので、タチウオの前にフラットフィッシュを狙うことに。
40gのメタルジグをフルキャスト。ただ巻きと、ジャークを合わせながらテンションフォールでボトムを探っていきます。
暑さに負けず1時間ほどキャストを続けていると、テンションフォール中にゴゴッと違和感が!
ジグ丸呑み!40cmくらいでしたがヒラメをゲット!
水深があり、潮がかなり効いているポイントでも、しっかりボトムを感知し、テンションフォール中の小さなアタリを手元に伝えてくれるEARLY 86MH for Rockの感度があってこその1匹でした。
続けて、可愛いワニゴチを追加。忖度抜きでめちゃくちゃ感度いいです!
幸先いいスタートを切ることができ、ウキウキしていたのもつかの間、アタリも無く、気づけば辺りは薄暗くなっていました。
気を取り直して、ここからはタチウオ狙いでいきます!タチウオはボトムを回遊してくることが多いので、まずは30gのケミチューンをしたスピンテールジグでボトムを中心に探っていきます。
ボトム~中層を丁寧に探っていくと…ガツッとアタリが!ジグにも傷跡があり回遊してきたな!とすぐさまキャスト。
さっきのアタリは気のせいだったのかと思うほど反応なし…。そこで、ボトム狙いからワインドを使って表層~中層を狙うことにしました。1/2oz(約14g)のワインド用ジグヘッドにケミチューンをしたワームをセット。風速5mはありましたがシャープなブランクでビシッとキャストできます。
そして、着水と同時にシャクり始め、表層に浮いている高活性のタチウオを狙います。
常夜灯の明暗部に入る瞬間…ガツンとのりました!
指3本くらいでしたが、タチウオのアタリはやみつきになる気持ちよさですよね!
EARLY 86MH for Rockは先重りしない設計なのでシャクり続けても疲れにくく、8フィート6インチのレングスはテンポよく探れます。ガツガツ引き込むタチウオの引きも楽しむ余裕があり、ズバッと抜き上げ可能です。
ここからフィーバータイム!
…かと思いましたが、突然の爆風に身の危険を感じ、車中泊することにしました。みなさんも、無理はせず安全第一で楽しんでくださいね!
日付が変わり7/25 午前5時。
風もだいぶ落ち着いてきたのでワインド再開。ベイトはいるがアタリすらない…
回遊魚であるタチウオはポイント選びがキモ。移動しようかなと考えていると、港内でボイル発生!すぐにルアーを付け替えキャスト。表層を早巻きすると…。
「ボフッ!」
ボイルの正体は良型のシーバスでした。
コンディションの良い個体で元気よくエラ洗いしようとますが、EARLY 86MH for Rockの前では簡単にいなされてしまい、どこか悔しそうにしている気も。
すっかり日も登り、ベイトも散ったようなので釣行終了。気持ちよく帰宅しました。
釣行を終えて…
使えるルアーの幅広さ、ボトムやアタリを感知する高感度性能。先重りしない設計と、取り回しのいい8フィート6インチのレングス。ボイルが起きているポイントの奥にしっかり打てるキャスタビリティと、魚をいなしながら曲げて獲れるバランスのとれたブランク。
正直、ロックフィッシュだけに使うのはもったいない! 高性能万能ロッドとして色々なターゲットを狙って欲しいと思います。
魚をかけて感じたのは、のせやすくバラしにくいということです。シーバスのエラ洗いもいなしやすく、楽にランディングまで持ち込めます。
もう1つの魅力は、扱えるルアーの幅広さです。私のように、1本でなんでも釣りたい…という方にはオススメです!今回も軽めのワインドから、40gのメタルジグまでフルキャスト&シャクりまくりでしたがとても快適に扱えました!
これから秋にかけてベイトも増え、様々な魚種が狙える楽しい季節がやってきます。色々な魚を釣りたいけど、各魚種ごとに専用ロッドを…とはなかなかいきませんよね。特に、ショアからだと荷物は最小限に抑えたいところです。
EARLY86MH for Rockは、そんなアングラーにこそ使って欲しいロッドです! EARLY86MH for Rockで「欲張りなんでも釣行」やってみませんか?
EARLY86MH for Rock関連動画はこちら
出典:YouTube「YAMAGABlanks Product CHANNEL」