手軽で数が釣れてエキサイティングな「ライトロックゲーム」。
近くの港でカサゴやムラソイなどの小型を狙う釣りもあれば、沖磯やボートでキジハタやアカハタにオオモンハタといった中~大型を狙う釣りまで実は色々!
さて、2021年もそんな「ライトロックゲーム」の魅力を紹介するライトロック特集が遂にオープン! ということは、今回は毎年恒例の基礎講座を紹介。
初心者の方でも楽しんでいただけるように、ライトロックゲームの基礎的なことを詳しく解説していきたいと思います!
まずはエリアセレクトから
まず初めに、ライトロックゲームを楽しめる釣り場について紹介していきます。
最もエントリーしやすい堤防や漁港。
堤防壁と基礎石の接合部や基礎石の肩、また写真のようなテトラポット付近を丁寧に狙うと釣れる率もアップします。
地域によりますが、狙う魚はカサゴをはじめ、ベッコウソイやムラソイ。イイ条件のフィールドに行けば、高級魚のキジハタや小型のクエなどが釣れることも。
ワームの釣りが中心となりますが、はじめは小型のメタルジグやプラグを使ったテンポのよい釣りから入って大型を狙うのもアリ。
活性が低いのであれば、ジグ単や軽い直リグなどでネチネチ攻めてみましょう。
堤防近辺を攻めたら今度は沖合を狙ってみましょう。
30g程度までキャストできるようなタックルに変更し、遠投して沖のブレイクや沈み根などをメタルジグなどでリフト&フォールやリトリーブで探るとイイでしょう。
それでも反応が無ければワーミングにシフトして、直リグやテキサスリグ、また最近流行りのフリーリグなどでスローな展開で誘います。
堤防は先端周りだけに限らず、付け根につながる浅瀬のゴロタや磯周りなどにもメタルジグを投入すると、根魚の巣窟になっていることが多かったりします。ただ、根掛かりには注意が必要です。
タックルはバスのスピニングロッドやメバリングロッド。またテトラやゴロタが絡んでいたり大型の根魚が潜んでいるなら、エギングロッドやシーバスロッドなどで攻めてもイイかもしれませんね。
水深が1mほどで大岩〜小岩がゴロゴロしている場所をゴロタやガレ場と言います。
比較的滑りやすいので、スパイクシューズを履くことがオススメ。無い場合はなるべく岩が濡れているトコロは避けて通りましょう。
岸よりの浅場ではムラソイが釣れることが多く、海底が見えないぐらいの水深を狙えばカサゴなどが狙えます。
キャスト距離3mぐらいまでならプラグなどで、少し投げるのであれば、根掛かりしにくい軽量の直リグ(リーダーレスダウンショットリグ)やライトテキサスなどがオススメ。
タックルに関しては強めのメバリングロッドや、バスのスピニングロッドで十分釣りができます! 近い距離でもターゲットが潜んでいることも多いので、油断はできませんよ。
続いては磯での狙い方を解説していきます。
磯では使用タックルを少し強めに設定することをオススメします。
最低でもシーバスロッドやエギングロッド、できればハタ用の専用タックルが必要となります。
比較的大型の根魚が掛かると共に根も荒く、数10m先が一気に深くなっていたり岩盤が広がっていることが多いので、例えヒットした魚が25cmのカサゴであったとしてもストラクチャーに潜られてしまってバラシにつながることも。
とにかく強いタックルで挑み、余裕のあるファイトを楽しみましょう。
ボートからの岸撃ちゲームは、バスフィッシングに似た要素があって超エキサイティング! 大物ヒットの確率がカナリ跳ねあがるので、タックルの強度も重要になってきます。
シャローエリアならバス用タックルでもOKですが、少し深いエリアを釣るなら、ハタ用などの専用タックルが必要になると思います。また、エア抜き針なども装備しておきましょう。