琵琶湖のリサーチ魔として知られるプロガイド平村尚也さんと晩秋の琵琶湖ロケに行ってきました。
解説=平村尚也 Naoya Hiramura
●琵琶湖ガイド情報●
フィッシングガイドtruth=ガイド受付 http://www.truth-biwako.com/
出船マリーナ:レークマリーナ0rファイブオーシャン(守山市木浜町1641/長浜市西浅井町大浦1823)
ガイドエリア:全域
ホームページ:http://www.truth-biwako.com/
ブログ:http://www.truth-biwako.com/blogs/hiramura/
使用ボート…チャンピオン201DCR
遊漁船登録番号:滋賀第13号
釣行に役立つオススメ情報サイト=「国土交通省琵琶湖河川事務所」琵琶湖の水位と放水量が掲載されるサイト。放水量の変化でパターンが変わるので、1日に数回は必ずチェック
琵琶湖オススメランチどころ=ヤマハマリーナ琵琶湖のラセリア。
フリードリンク付きのパスタランチがおススメです!
ロケ当日の状況および、平村さんのプランは?
ロケのタイミングは前日に雨が降り、当日は濁りや急激な水温低下でバスが口を使わなくなる典型的な晩秋の琵琶湖といった感じ。
さて、平村さんがこの時期の琵琶湖での1日のプランとして実践することが多いというのが、北湖をメインプランに組み立て、状況次第で南湖へも出撃というプラン。気温的に穏やかな釣り日和の場合は北湖へ。そして季節柄よく吹く北や東寄りの風がでると南湖へ、といった具合。
当日もまさにそんな状況。
ちなみに北湖ディープでは大型が連発する可能性も秘めているし、シャローでは小型の数釣りという釣りを想定。
一方の南湖は、数こそ釣れないが、巻きモノ系の展開でインサイド、アウトサイドともにイイ魚をポロポロと拾っていくという釣りを想定。
今回もそんな1日のプランで釣りを展開、イイ魚、最終的には何とチューンド・ドーン【ジャッカル】でロクマルも捕獲してくれたのでした。
このロケの模様は動画撮影したので、そちらも公開中!ぜひチェックしてみてくださいね!
では、平村さんが見せてくれたいろいろなパターン、ルアーを細かく紹介していきますね!
北湖・ディープの魚礁やロックエリア攻め
晩秋の北湖のディープレンジのバスはリアクション的な動きに反応がよくなってくるため、横方向にクイックにアクションするヘビーキャロライナを多用。シンカーは3/4oz。
魚礁やロックエリアを狙い、竿をアオってスライドフォールさせてバイトを誘うイメージ。
ボリューミーなファイボスの波動がデカバスを側線を刺激。狙いドコロは北湖東岸沖8-15mのベイトが多い魚礁や岬周り、ロックエリア、ディープフラット。
ジャッカル公式ファイボス詳細ページ
http://www.jackall.co.jp/bass/products/lure/fivoss/
ヘビキャロと同じく、北湖ディープの魚礁やフラット、ロックエリアのストラクチャーをダイレクトに狙う場合に使用するのがヘビーダウンショット。ウエイトは5g。
ワームは、カーリーテールが自発的にアクションするフリックカーリー。カラーもハスの子を意識した白い膨張色が◎。
◆沖島周辺の航行禁止エリア 5月1日から11月30日
沖島と対岸を結ぶ内側は5月1日から11月30日までは水上安全条例により船舶の航行が禁止されており、禁止エリアは南側は沖島の頭山と鯉ケ崎を結ぶ線、北側は沖島の山鼻と天上崎を結ぶ線と定められている。それぞれの湖岸からの沖側500㍍は航路として7ノット以下での走行が認められおり、荒天による危険回避のための航行は認められている。
境界線に関しては、諸説があり、警備艇の担当によっても異なることから混乱が生まれている。南側の魚礁や沖島北側の岩場でも県警により警告された事例もあり、アングラーによっても解釈が異なることが多い。
沖島には橋がなく、住民の移動は船舶に頼っている。そのため航行が邪魔されることで生活に支障がでるため、沖島付近には航行規制が実施されている。沖島の漁港前、堀切の港前などは通行に邪魔になるため、トラブルも多い。
また、航行禁止エリア内で警告書を渡されたアングラーも多い。周辺はよい釣り場が多いだけに、トラブルで全面的に禁止にならないように注意して行動してもらいたい。
北湖シャロ―のノーシンカーダート攻め【数釣り】
北湖シャローのメインベイトであるハスの子を意識したセッティング。秋も深まり徐々にレンジも下がってきているので、高比重で沈みの早いヤミィフィッシュが活躍。
このヤミィフィッシュは、内部に塩を入れて柔らかく、外側は硬さをもたせたコアショット採用。ハリのあるマテリアルなのでキビキビと動き、キレのあるダートを演出。針持ちも◎。比重の高いPEラインを使用すると、さらに快適に数釣りが楽し める。