【4本でも8本でもない「6本組」という選択肢】サンラインのシーバス系PEライン「ソルティメイトキャリアハイ6」

2021年07月24日

シーバスといえばオールシーズン釣れるイメージ。

もちろん夏も然り。

ベイトを追って水温の低い河川に上がってきたり…夏には夏の楽しみ方がある。

ドリフトで流し込んだり、浅い水深によって川底に擦られたり、強烈な引きで川を下ったり…。ことのほか夏のシーバスゲームはラインが重要だったりするわけです。

ソルティメイトキャリアハイ6【サンライン】

企画が立ち上がった段階から約3年近くもテスト。4本組と8本組のメリットを吸収して6本組を採用、稀代のランカーハンター濱本国彦さんプロデュースの「ソルティメイトキャリアハイ6」。

サンライン公式「ソルティメイトキャリアハイ6」詳細ページはこちら

4本組はその設計上、表面のザラツキの強いPEラインで、シーバスゲームにおいてはそのザラツキが水や風を受けることで、その場の状況把握を行うことができてルアーのコントロールや操作性が向上。

また、強度や耐久性も高く8本組と比べて伸度が低いことから、ソルトルアーシーン、特にシーバスゲームなどでは比較的4本組の需要は高め。

一方、8本組は滑らかな指触りが特長的で、摩擦係数も低くなることから「飛距離」や「キャストフィール」に長けていて糸鳴りも極めて少ないのが特長。

これらのメリットを上手く兼ね備えているのが今回紹介している「ソルティメイトキャリアハイ6」。

4本組と8本組のメリットを上手く利用したことで、ドリフトなどで狙いのポイントへ送り込む時は、4本組ほど水を掴み過ぎなくて軽い力でラインメンディングが可能となります。それによってルアーの動きが違和感だと感じられにくくなってバイトへ直結。

また、繊維の中に保水する水分量が減ることで、ライトな状態を継続しやすく正確なキャストが決まりやすくなります。

また、ライントラブルが少ないのも魅力の1つ。

キャスト数の多いシーバスゲームで避けることができないライントラブル。軽いウエイトのルアーから突然重いウエイトにチェンジすると起こってしまいがちな結びコブ。こういったトラブルが時合いを逃したり集中力を低下させます。

「ソルティメイトキャリアハイ6」はおよそ3年間にわたってテストをしてきたそうなのですが、その間にライントラブルが発生したのは僅か数回なんだとか。

HG-PE（ハイグレードPE）を採用

トラブルが少ない理由の1つとして挙げられるのが、マテリアルにHG-PE（ハイグレードPE）が採用されていること。

HG-PE（ハイグレードPE）とは高強力スーパーPEをさらに20%強度アップさせた強力なマテリアルですが、原糸自体は非常に柔らかく、そこへ独自の製法を組みこんだことで少し張りがあるものの、全体的にしなやかな糸質になって回収時や放出時のスプールとの相性も格段に向上したといえます。