ルアー自体の大きさは小さい。ただルアーパワーが大きさに相反している為、アクションが強く、よりスピーディーに障害物を駆け巡り、なおかつ小さいながら魚を遠くから引っ張る力がある。
まるでF1レーサーの故「アイルトン・セナ」のように、身体は小さかったが、誰よりも早く、そして強く、パワフルでタフネス。
…それが吉田撃さんプロデュースのハイアピール攻撃型クランクシャッド「アイルトン63MR」。
アイルトン63MR
ガンクラフト公式「アイルトン63MR」詳細ページはこちら
Type | Length | Weight | Type | 最大深度 | Price |
---|---|---|---|---|---|
Floating | 63mm | 約7.3g | Floating | 約2.5m | ¥1,600(税抜) ¥1,760(税込) |
標準フック/フロント:#6 リア:#6
“冬の厳しい条件でも釣れる強いクランクシャッド”がルアーコンセプト。
63mmの小型ボディにウエイトは7.3g、最大潜航深度は2.5mほどと、スペックを見るだけでは一般的な細身のシャッドプラグと大きな違いはなさそうですが、このルアーの最大の特長はその「強さ」。
パワフルにまっすぐ引ける、よく飛ぶ、ベイトタックルで使い切れる。これが吉田さんが求めた条件。
アクションはクランクとシャッドの要素が半々…と言うように、ウォブルが入った極めて強く細かいピッチが特長的。巻けばアクションがしっかりロッドに伝わり、これが冬でも巻ききれるポイントなんだそう。
つまり、厳しい条件の中で「岩に当たった」「何か魚に当たった」などの水中変化を感じられることで、モチベーションを維持できると。
加えて、ボディバランスを何度も調整し、根掛り回避能力を高めているというのも特長の1つ。
冬…だけじゃない!シーズンを選ばず釣れる理由
そんなアイルトンが登場したのは、ついこの前。初夏から夏に移り変わろうとしている6月。
説明を聞く限り、冬のイメージが強いんですが、発売と同時に各地から好釣果が続々と。
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ご覧の通り、リザーバーで、ため池で、河川で。フィールド問わずいい魚、釣れていますねぇ。
そもそもシャッドプラグといえば、冬や春のイメージが強いんじゃないでしょうか。もちろん記者もその1人でした。では、なぜ釣れているのか。いろいろコメントを見ていると大きく2つの理由があるみたいです。
1つ目のキーワードは「濁り」。
梅雨シーズンは雨が降る。雨が降ればフィールドに濁りが入る。そう、濁り。強いアクションに定評のある「アイルトン」が濁りの中でもしっかりアピールしてくれるんだとか。また濁りの中、ハイアピールの早巻きでリアクション的に食わせるなんて釣り方もチラホラと。
もう1つのキーワードは「ウィード」などのカバーや「障害物周り」。
水温が上がりシェードを求めてウィードや障害物周りに付く魚に対し、高い根掛り回避力でギリギリを攻められる。加えて、浮き上がる際はボディを揺らしながらのシミーフロートアクション。グリグリ巻いてバスが付くストラクチャーにコンタクト、そしてフラフラっと浮かせると。クランクっぽい使い方で細身のシルエット…確かに効きそうな。
実際の使い方はこちらも参照に…
出典:YouTubeチャンネル「GANCRAFTMOVIE」
出典:YouTubeチャンネル「GANCRAFTMOVIE」
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カラーラインナップ
濁りやシェードの中でも目立ちそうなアピール系カラーに、バックウォーターなどクリアなフィールドと相性良さそうなナチュラル系まで、全8色がラインナップ。
季節・フィールド問わず、しっかり使い込めるクランクシャッド「アイルトン」。
夏はもちろん、冬、春、そしてベイト食いの秋のシーズンにも。巻き倒してみてはいかがでしょうか。