アプローチ方法はこれまでと変わりません。ただ、完全に中層を引くイメージでは無く、どちらもウィードの横を掠めたり、ウィードのトップに軽く当てる感じで、基本的には軽くウィードに当てるということがここではキモになります。
ウィードへの当て方は背が高いウィードならまずはキャストして表層を引く。当たらなければ少しレンジを下げて引くというように、カウントダウンでレンジを刻んでいきます。
このとき、必ずPEラインを使用するというのも特筆すべき点。これはジグヘッドをウィードに軽く当てたいためで、PEラインは伸びがないので軽くスタックしてもウィードを拾いにくく外れやすい。加えて、浮力が高く上方向への力が働きスタックしにくくなります。
もちろん、飛距離や強度面でも僕の釣りではPEラインの使用がマストです。
タックルについて
使用するタックルはウィードの高さによって2種類を使い分けています。
ウィードの背が高い場合は「HGCS-65LRスラックシェイカー SLACKSHAKER」を使用。
これにハイギアリールを合わせ、PE0.6号にフロロ8ポンドリーダーをFGノットで結束、サカマタシャッド5インチを2グラム前後のウエイトのジグヘッドで使用しています。
一方、ウィードの背が低い場合は、「GES-66MLSシェイキングエレメント(プロト)」を使用。
ハイギアリールに、こちらはメインラインPE0.8号、リーダーはフロロ10ポンドをFGノットで結束。6インチに3.5グラム前後のジグヘッドを使って狙っています。
夏のディープでの1発。合わせた瞬間にそれとわかる重厚感、この感触を味わいに北へ…いかがでしょうか。
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