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【船中50cmアップ20本以上×MAXサイズ67cm】年間200日クランクベイトを投げる男。琵琶湖プロガイド「上田直紀」のクランク劇場

寄稿:上田直紀
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夏のバス釣り特集

みなさんは上田直紀という男をご存知だろうか。

通称「ビッグボーイ」。巻きこそ、ハードベイトこそ、バスフィッシングと称し、1年のほとんどをクランクベイトを中心とした巻きモノで通すという琵琶湖のフルタイムプロガイドである。

デプス社のワーム「スターラーテール」を開発した男といえば、ピンとくる方も多いのではないだろうか。

今回は”クランクオンリーガイド”を成立させてしまう、彼のその強さを紐解いていきたい。

上田 直紀(Ueda Naoki) プロフィール

depsプロスタッフにして琵琶湖のプロガイド、通称「ビッグボーイ」。そのスタイルはクランクベイトを中心とした巻きのストロングスタイルで、年間200日はクランクベイトを投げる根っからのハードベイター。デプスの人気ワーム「スターラーテール」を生み出したことでも有名。

 

何故とことんストロングな巻物にこだわるのか?

元々、私が琵琶湖にマイボートを趣味として購入した当時はライトリグが主でした。

しかし、当時何か自分に強烈な武器を見に付けようと「スピナーベイトだけで一年のガイドを組み立てよう」として始めたのがキッカケ。どれだけ釣れない時であろうと、Bカスタムだけを投げ倒しました。

巻き続けることで肉体面での疲労とは反面、バイト後の強烈な引き、そして広大な琵琶湖でデカバスを引き寄せられる巻物系ルアーのパワーに魅せられていくように。加えて、やり続けることで巻物メインの釣りは琵琶湖でやっている人はほぼいないに等しい…と実感し、絶対に今後ガイドをしていく上でゲストさんに楽しんでもらえるスタイルだと思いました。

 

その楽しさを沢山の方に伝えていきたいが故、これまでクランク、スピナーベイト、バイブレーション等ファーストムービング系のハードルアーを日々巻いてきました。

 

爆発的なパワーを秘めるクランクベイト

なかでもクランクベイトはサーチベイトとして広範囲を探る上でもメリットが大きい。加えてハマった時は爆発的なパワーを秘めてることを身を持って体感してきましたので、クランクを軸とした釣りを確立させるに至りました。

クランキングはスポーツと言えるくらい疲労度も高くしんどい時もありますが、バイトを感じた時の快感、釣った感、その価値は他のスローなボトム系の釣りとは違い、今現在もバサーを虜にさせると私は思ってます!先に述べさせてもらったようにハマった時のパワーは正直他の釣りとは比になりません。

何よりこの釣りが私自身が大好きで、ゲストさんや皆さんにも体験していただけるように伝えていきたいという強い思いから、今日も巻き続けています。

 

これがクランクベイトの釣獲力だ

クランク1本でやりだした当時、1日を「コリガンマグナム」のクランキングだけで通す日もありました。

その経験から言いますと、船中50upが20本超えとか…。20本、30本なんてのは普通で、クランキングだけでゲストさんと60本を超える…なんて日も。

サイズで言うとコリガンマグナム350で釣ってもらった67センチがMAX、個人的には65センチ5キロとか65前後やロクマルあたりは結構釣ってます。

 

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