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【夏のディープ攻め最強釣法】野尻湖ガイド林晃大が解説!「ハイカット」&「O.S.Pシンカーウィップ」を駆使したシャッドキャロパターン

寄稿:林 晃大
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夏のバス釣り特集

皆さん、こんにちは。野尻湖ガイド林晃大です!

今回は夏のバス釣り特集というテーマに沿って、夏の野尻湖の釣りを中心に紹介させていただきたいと思います。現在、野尻湖はハイシーズンに突入していて、色々な釣り方で釣れるようになってきています。

スピニングタックルを使ったライトリグで手堅く数を釣って行くのも良し、ベイトタックルで強い釣りを押し通すのも面白いと思います! ただ、そういった釣りは皆さんも良くご存知だと思いますので、今回は少し特殊な私がここ数年ハマっている激アツパターンを解説していきます。

林 晃大(Koudai Hayashi) プロフィール

林晃大(はやしこうだい)長野県の野尻湖に拠点を置きつつ、琵琶湖や出身地の山口県のリザーバーなどで、プロガイドとして活動中。 トーナメントにも積極的に参戦・優勝、上位入賞多数。 主な戦歴は… 2015年中部信越チャンピオンシップ優勝 2015年NBC東日本決勝大会3位 2016年野尻湖チャプター最終戦優勝 2016年野尻湖チャプター年間2位 2016年NBC東日本決勝大会優勝 2016年JBマスターズ野尻湖4位 2017年野尻湖チャプター年間1位 2017年JBマスターズ野尻湖準優勝 2018年野尻湖チャプター年間5位 2018年JBマスターズ野尻湖5位 2018年チャンピオンシップ野尻湖準優勝。 また、メバリングやクロダイなどのソルトゲームの分野にも詳しく、年々、活動の幅を広げている。

 

夏のディープ攻めに超オススメ! シャッドキャロ

今回紹介するのは、僕が普段から得意としているシャッドキャロになります。この釣りは主に深場を攻める釣り。ですので、スポーニングシーズンの春以外なら通年楽しめる釣り方です。

 

活性の高い時はモチロン、プレッシャーの高い食い渋っているような状況下でも有効な釣り方ですので、ぜひマスターしてほしい釣法になります。

ただ、使い方やタックルセッティングなどを知らない状態で試すとパワーダウンにも繋がりますので、今現状で僕が1番ベストだと思うセッティングを紹介いたします。

 

シャッドキャロを行うにはタックルバランスが重要

まずは使用ロッドですが、シャッドキャロ専用ロッドが存在します。それは、僕がシャッドキャロをやるために開発した、「ワイルドサイド64ML」です。張りのあるレギュラーテーパーでジャークし易く、ジャーク後のブレを少なくして手首の負担を抑えて設計しました。

 

長すぎると疲れるので6ft4inという絶妙なレングスに仕上げています。ラインシステムに関しては、メインラインがPE0.4号。そこからFGノットでフロロカーボンラインのリーダー8Lbを1ヒロほど取ってから、「O.S.Pシンカーウィップ」を使います。

MODEL 入り数 MATERIAL PRICE(税込)
3.5g / 5g / 7g 3.5g(3個入)、5g(3個入)、7g(2個入) 焼結タングステン 3.5g(748円)、5g(847円)、7g(748円)

O.S.P公式「O.S.Pシンカーウィップ」詳細ページはこちら

 

O.S.Pシンカーウィップ」から下もフロロカーボンライン8Lbを60cmほど取ってからシャッドを結びます。

シンカーの上部分は岩に当たることが多く、フロロカーボンラインでないと切れることがあるので、メインラインにもリーダーを組みます。また、PEラインを直接シンカーに結ぶことでノットが滑って抜けてしまうという理由もあります。

 

「ハイカットSP」と「ハイカットF」がシャッドキャロに最適!

組み合わせるルアーは「ハイカットSP」と「ハイカットF」。

そもそも「ハイカットSP」と「ハイカットF」を使う理由は、固定重心が採用されていてダートのキレが良いからです。バランスを崩した後でも立ち直りがとても早くてシャッドキャロにはピッタシです。

品名 Length Weight Type Hook Size Color Price
ハイカットSP 60.0mm 5.3g Suspend #10 55 1,760円(税込)※アバロン使用カラーのみ 1,980円(税込)
ハイカットF 60.0mm 5.1g Floating #10 28 1,760円(税込)

O.S.P公式「ハイカットSP/ハイカットF」詳細ページ

 

純正フックを使いたい場合は「ハイカットSP」がオススメ

使うフックにもこだわっています。

純正フックをそのまま使いたい場合は「ハイカットSP」がオススメ。純正以外のフックに交換する場合は「ハイカットF」が向いています。

 

両モデルに搭載されている標準フックは、ハイカットのボディ設計に合うようにフックの自重が比較的軽めです。

純正以外のフックを使用する場合、「ハイカットSP」に装着してしまうと、フックの自重によって沈んでしまうことがあります。一方「ハイカットF」に純正以外のフックを装着することで、サスペンドに変更され、ルアーが沈むことはありません。つまり、純正以外のフックへ交換される場合は「ハイカットF」にセットすることをオススメします。

 

「ハイカットSP」&「ハイカットF」のオススメカラー

ハイカットSP」と「ハイカットF」両モデル共に、私が監修させていただいた「KDブラウンチャート」と「KDレーザーピンク」を普段から使っていることが多いです。

 

使い方は2ジャーク&1ストップのドラッギング

使用方法に関してですが、使い方は2ジャーク&1ストップのドラッギングで流していきます。

ジャークの強さもリズムも一定でやり続けることがポイント。流すコースはなるべく一定の水深をキープして流していきます。ハイシーズンは7~9mレンジにバスとワカサギがリンクして魚探に映ることが多いので、そういったエリアで試してみてください。

 

このくらいの水深だと、「O.S.Pシンカーウィップ」は7g一択です。

ここ近年は2ジャーク1ストップで魚に見切られることが多くなってきているように思えるので、そういった時は3ジャーク1ストップなどが効果的な時もあります。普段はこれらのアクションを使い分けています。

ドラッギングする時に出すラインの長さですが、長すぎるとボトムに当たりすぎてラインが痛んで切れてしまうケースがあります。逆に短すぎるとルアーがボトムにタッチせずにバイトチャンスを作れなくなってしまうので、手元の感触を確かめながら適度にボトムタッチするラインの長さを見つけてください。

 

これに関しては個人差があるので、色々な長さで試していただく必要があります。ルアーが底を叩いていればジャークした際に重たい感触があります。そしてその重さがずっしりした感触に変わった時が魚のバイトです。

この瞬間が病み付きになるのが、シャッドキャロの魅力! ぜひ試してみてください。

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。
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