バスフィッシングにおいてサーチベイトとして欠かすことのできないルアー、スピナーベイト。

スピナーベイトはフラッシング効果・波動・シルエットなど様々な要素でバスにアピールすることができ、その性能は多数あるルアージャンルの中でも随一と言われています。

今回ピックアップするのはラグゼから展開中のスピナーベイト「アベンジスピン」。

低重心設計のヘッドと回転性能を高めたオリジナルブレードを搭載した「誰もが簡単に使いこなせるスピナーベイト」をコンセプトに設計されたスピナーベイトです。

スピナーベイトというと、どうしてもパーツが多いせいか飛距離が出しにくく、飛行姿勢も安定しないことが多くあります。

加えて、リーリングスピードによって浮き上がりやすく、ビギナーの方にとって扱いにくい側面があるのも特徴です。

しかし、このアベンジスピンでは普段スピナーベイトに慣れていない方でも簡単に使用できるよう、各パーツにいくつもの工夫が施されています。

特にヘッドに関しては、浮き上がりにくくレンジキープが非常に簡単！

加えて障害物に当たったときに横を向きにくく、根掛かりもしにくい特性があります。

もちろん低重心なのでキャスト時に姿勢が安定しやすく、飛距離も出しやすいなど様々な面でメリットが挙げられます。

ブレードに関しても名作「マイクロスピン」にも搭載されていた回転性能を極限まで高めたオリジナルブレードを採用しています。

いずれもブレードの形状はダブルウィロー型で、大きく回転する事でアピール力を高めながらも、引き抵抗は軽くなるように設計されています。

程よく手に引き抵抗感とブレードのバイブレーションが伝わるので、一定の速度で引きやすくレンジキープが苦手な方にも使い勝手の良い性能となっています。

ちなみに、ブレードは各重さ、ヘッド形状に合わせて設計されているので抜群の安定感を誇ります！

各ウエイトでの使いどころ！

アベンジスピンは7g（1/4oz）・10.5g（3/8oz）・14g（1/2oz）・ 21g（3/4oz）の4種類のウエイトが展開されています。

それぞれのウエイトに合わせて各パーツの形状がデザインされているのでバランス設定も絶妙です！

1/4オンスは本当にコンパクトで、オカッパリで重宝するサイズです。

シルエットも小さいので飛距離が出しやすく、スローロール～ハイスピードまで対応するバーサタイルモデルとなっています。

レンジとしては50cm前後なのでシャローエリアのアプローチにも最適です！

1/4オンスと同様、3/8オンス、1/2オンスもシルエットはコンパクト！

1/4オンスと同様キャストしやすく、狙いたいレンジやフィールドのコンディションによってこれらのサイズも用意しておくのがオススメ！

バスが中層以下、ボトム付近に滞留しているときはこれらのウエイトに切り替えてスピーディーにアプローチすることができます。

また、根掛かりしにくいので、ボトムに沈んだストラクチャーをタイトに攻めたいときにも活躍します。

レンジとしては3/8オンスが水深1ｍ、1/2オンスが水深2m前後に設定されています。

アベンジスピンシリーズ最大の3/4オンスは開発コード・ビッグバンブレードの異名を持つ礒村さんのこだわりのモデル。

琵琶湖などのビッグレイクフィールドで活躍するモデルとなっています。

ヘビーなイメージとは裏腹に、実際に巻いてみると軽い仕様となっているのも特徴！

ブレードがボリューミーですが、巻きの重さは排除されているので、より鋭敏にアタリをキャッチすることができるようになっています。

実は巻き抵抗の軽さの秘密はワイヤーの形状と硬さにあり、絶妙な巻きの重さ・水のつかみ感を出すために柔らかすぎず、細すぎないワイヤーが採用されています。

リトリーブ速度は速くないものの、琵琶湖のハスパターンやアユにボイルしているときのガーグリングとの相性は抜群！

ウィードの中に小バスが多いときなど様々なシーンで活躍する性能となっています。

アベンジスピンのスペック

カラーラインナップは8種類！

さまざまなシチュエーションで使えるよう、ブレードも定番のゴールドからシルバー、ガンメタ、ブロンズが展開されています。

モデル（ウエイト）	適正ロッド	適正ライン	希望本体価格（税抜き）
7g（1/4oz）	ML~M	8lb~12lb	950
10.5g（3/8oz）	M~MH	10lb~16lb	1,000
14g（1/2oz）	M~MH	10lb~16lb	1,050
21g（3/4oz）	MH~H	14lb~20lb	1,100

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