各地で本格的な梅雨入りとなり、連日雨天が続く日が増えてきました。
梅雨時期というと、雨の影響でベイトが流されたりと何かと釣れないイメージがあるサーフゲーム。
しかし、実は狙い方やルアーのローテーションを変えるだけで、アタリが増えたりもします。
今回はエクリプスのルアーを使用した梅雨時期の狙い方やそれに合わせたローテーションを紹介していきます!
曇り空・雨天の時はアタリが間延びしやすい?
サーフをはじめとするショアからのルアーゲームの狙い時と言えば、朝マズメ!
サーフゲームに限らず、日の出のタイミング、朝マズメの時間帯は活性が上がるチャンスタイムと言われています。
しかし、梅雨時期に多い曇りや雨といった光量の少ない天候の場合、活性が上がりきらないことが多く、よってマズメではボチボチの反応が続き日中の時間帯でも反応が出たりと時間が普段よりもズレたりすることがよく起こります。
逆に晴れている日の場合、短時間でまとまって釣れるなど地合いも起こりやすいので、曇りなどや小雨で朝マズメで反応がない場合は日中の時間帯まで粘っても釣れることが多々あります。
また、雨天が重なったときはうねりも強く発生するため、必ず釣行前は小まめな情報収取をしておくとよいでしょう。
梅雨から初夏にかけてはベイトが多いポイントを狙うべし!
梅雨~初夏にかけて狙うポイントは河口付近のサーフポイント!
この時期の河口は稚アユやボラの子、サッパやイワシなど小型のベイトフィッシュが多数集まります。
加えて河口付近はベイトがつきやすいボトム形状になりやすいのも嬉しいポイント!
離岸流や波によるえぐれポイントなど、なかなかビギナーの方にとってはわかりにくいポイントでも、河口付近では非常にわかりやすくなっているので、非常にオススメです!
ベイトが打ち上げられていて、ボイルが発生していない場合にはベイトがボトム付近で滞留しており、それをボトム付近でフラットが捕食している可能性もあるため、レンジやアクション・ルアーを変えながら狙ってみるとよいでしょう。
ファーストルアーはアストレイア127F-SSRがオススメ!
ファーストルアーにオススメは、アストレイア127F-SSR。
アストレイア127F-SSRはファストリトリーブでウォブル5:ロール5の寄せのアクションを発生し、スローリトリーブでウォブル2:ロール8の喰わせのアクションを発生。
正直、活性が上ずっているようであれば、このアストレイア127F-SSRのみで完結してしまうほど非常に優秀なルアーです。
サイズも127mmとベイトにマッチし、ファストリトリーブで大きめのアクションでアピールしながら反応をうかがっていきましょう。
徐々にリトリーブスピードを落としつつ、丁寧に探るのがベスト。
レンジとしては表層のやや下、20~60cmを泳ぎ、遠浅のエリアなどでも非常に重宝します。
ベイトのサイズが小さい場合は「アストレイア99F-SSR」に切り替えもオススメですが、最初はアピール力で寄せて探ることがメインになりますので、パイロットルアーとしてはやはりアストレイア127F-SSRが適任です。
アストレイア127F-SSR詳細ページはこちら
次にチョイスするルアーは広範囲を狙えるキールバイブ!
手前側を一通りサーチしたら、次は広範囲を狙えるキールバイブに切り替えましょう。
キールバイブは62mmと75mmの2サイズが展開されていますが、今回はより遠投性に長けた75mmがオススメ!
ウエイトも19.5gと十分に備えており、キールを設けウエイトを挿入した設計は飛行姿勢も安定し、横風や向かい風などを受けても広範囲を狙いやすくなります。
エクリプスのバイブレーションでスライトエッジシリーズが挙げられますが、このキールバイブの特性は「スローでアクションする強波動バイブレーション」となっているため、よりサーチに特化した性能となっています。
比較的河川や港湾などポイントが限られるところではスライトエッジが活躍しますが、サーフのような範囲が広いポイントではキールバイブが相性抜群。
狙い方としては表層から1~2段下のレンジを攻めるときに有効で、雨などの影響で表層の塩分濃度が薄くなったとき、表層でナブラなどが起きない(ベイトが表層以下に沈んでいるとき)に有効です。
バイブレーションだからと言って、ボトムすれすれを狙うのではなく、ボトムよりやや上の層をトレースする方が効果的!
梅雨の時期はまだ海水温は上がりきっておらず、ヒラメの活性自体は結構高い場合もあるので、ボトムを擦るのではなく、ある程度ボトムから離して中層をリトリーブするようにしましょう。
バイトはフォール中に出るので、タダ巻きからのストップで着底を繰り返すのがベスト!
イメージでいえば10回ほどハンドルを巻いたら着底くらいのペースでフラットフィッシュを寄せてくることができるので非常にオススメです!
キールバイブ75詳細ページはこちら
渋い状況時の切り札ハウルーラ・ギベ70Sとゼオ95S
サーフ全体で活性が下がり目、アタリがないときは食わせに特化したハウルーラ・ギベ70Sとゼオ95Sがオススメ!
それぞれタイプは異なりますが、食わせ力に特化した性能で、ゼオ95Sに関してはタイトな動きでレンジもキープしやすく、シンキングペンシルが苦手な方にもオススメです。
飛距離が出しやすく、それでいてフォールとリトリーブで寄せと食わせ両方を簡単に演出できるので非常に使い勝手の良いルアーになります。
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対してのギベ70Sも非常に収集で、トウィッチやジャークといった瞬間的な捕食スイッチを入れるの優れています。
アタリはあるもののなかなか乗らないなんてときにも非常にオススメです。
ベイトが小さい、ボイルなどが頻発しているポイントでは間違いないく一番バイトを引き出すパワーを持っています。
この時期でいえばワカシやショゴなどの青物の幼魚に加え、これからはマゴチも狙いやすくなるなど、使いどころが多いルアーとなるでしょう!
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サーフゲームはテンポよくランガンしていくのがオススメ!
サーフゲームで釣果を上げるには一つのポイントで粘らずランガンしていくのがオススメです!
青物やシーバスなど回遊系を狙うならまだしも、フラットは基本そのポイント近辺に居ついているのがほとんどで、ある程度サーチして反応が明ければポイントを切り替えるのがベストになります。
サーチとしては今回紹介したアピール系で表層付近、バイブレーションで遠距離、ハウルーラで食わせといったように、それぞれのルアーの特性を知りながらしっかり探っていきましょう。
広いエリアを効率よく探ることで時間のロスも減らすことができるので、より効率よく狙うことができます。
サーフゲームが盛り上がるこれからのシーズン、ぜひ今回のローテーション術を活用してみてください!