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お気軽、お手軽、やっぱり遊べるソルトのベイトフィネス♪【トモ清水のガッ釣りソルト】

連載:トモ清水「ガッ釣りソルト」
寄稿:トモ清水
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隔週連載「トモ清水のガッ釣りソルト」
第143回『お気軽、お手軽、やっぱり遊べるソルトのベイトフィネス♪』

こんにちは、トモ清水です。すっかり季節は夏、海水温も全国的に20℃を超え、身近な魚、アジやメバル、カサゴなど身近な魚種の活性が高まっています。
エリアによってはキジハタ、クロダイ、カツオなど、夏の魚の釣果が目立ってきています。

さて、そんな中、約2カ月ぶりに遠征ロケに行ってきました!

清流四万十川を見ながら南下し、最果てまで行ってきました

久しぶりの海の空気、自然の美しさ、釣りを通じて感じ取れるだけで、何か新鮮な気分に♪

夏はワクワクが待っています

トモ清水(Shimizu Tomo) プロフィール

20年以上ロッド開発者として釣り具業界に携わるスーパーマルチアングラー。ロッド開発を手掛けたブランドは、国内、海外、自社、OEM問わず、20社にも及ぶ。現場主義、実績主義をモットーに全国各地、世界各地、釣りに飛び回るガッつり系。常に自然と魚をリスペクトし、次世代の楽しいものづくりに挑戦し続け、世界トップクラスのロッド開発者を目指す。1977年9月生まれ。本名は清水智一(しみず・ともかず)

 

ちょっと空いた時間にお手軽フィッシング♪

ちょっと仕事に行く前に早朝30分だけフィッシング、旅行に行った時のちょっと空いた時間にフィッシング。そんな気軽に釣りを楽しむ方は多いかと思います。

そんな釣りって素敵ですよね!

私も今回の遠征ロケで、民宿の朝食までのちょっと空いた時間に、ロケとは別にプライベートなSWベイトフィネスでの「お気軽フィッシング」を楽しんできました~!

 

遊べるソルトのベイトフィネス

ちなみにソルトのベイトフィネスといっても、バスのベイトフィネスとはちょっとコンセプト、楽しみ方が違います。

スピニングで扱うような比較的、軽いルアーをベイトタックルで扱う、といった点は共通しているのですが、わたくしトモ清水が長年、提唱しているソルトのベイトフィネスでは、あえて、「これだ」というターゲット魚種を決めずに、フリースタイルで、アジやメバル、カサゴやシーバス、根魚など、誰もが簡単・身近に狙えるソルトのターゲットを楽しむことに目的を置いています。

 

さて、朝食までの短時間でのSWベイトフィネスの釣り!
まずは2gの「ふわゆらジグヘッド」に、マイクロクローラー3インチ・アジングカスタムで五目狙い♪

開始早々ヒットしてきたのは⁉
最初の魚はベラちゃんでした~!

続いて二種目はカサゴ。
はい、定番のガッシー、ガッシーは大好きです♪

私がこの釣りが大好きな理由とは、ソルトのベイトフィネスロッドだと、結構バットまで曲げてくれるし、そして冬でも年中釣れる! いつも遊んでくれる我々の強い味方だからです(笑)。

例えばアジを本命として釣りを場合、「何だ、ベラかぁ~」「何だカサゴかぁ~」となってしまいがちですが、最初から五目で何か釣れればOK~♪ というスタイルだと、何でも釣れるとハッピーになれます!

 

さて、釣りの話に戻ると、ベラ、カサゴに続いて、立て続けにメバルのゲットに成功し短時間で3目達成。気軽に楽しめるのが空いた時間を利用した「ベイトフィネスのちょい釣り」です!

 

赤メバル。1尾だけ美味しく頂くためにキープして、あとは全て優しくリリースしました♪

カサゴもそうですが、メバルは釣り切ると、すぐに居なくなる魚なので、極力リリースをお願いしたいです。

 

ベイトタックルのバックラッシュを防ぐ方法

さて、SWベイトフィネスを始めよう! と思っていても、ベイトフィネスの釣りに不慣れな方が心配することが多いと思われるのがバックラッシュ。
こちらについて今一度、防ぐ方法、コツを説明したいと思います。

・軽いルアー(3g以下)を使いたい時は、BFというベイトフィネス専用のリールを使おう。

・スプールにフロロカーボンラインを巻き過ぎない。40m以下に留めておこう(PEラインの場合は、比重が軽いので100m巻いてもOK)。

・まずはマグネットブレーキとメカニカルブレーキを少しキツめの状態から始めよう。慣れてきたら緩めていきます。

・「シュッ」と素早くキャストするのではなく、軽いルアーの重みをしっかりロッドに乗せて、押し出すようにキャストしよう。低弾道で海面にルアーが叩きつけられるとバックラッシュが高確率で発生します。

まずはこの4つを意識してみてください! かなりバックラッシュは防げると思います!

 

スローテーパーロッドの魅力

まずはこの写真を見て頂きたいのですが、この写真の私がSWベイトフィネスで使用しているロッドは、Eradicator Baitfinesse EBTC-77ULT-STという、ウルトラライトアクションのスローテーパーモデル。

使っているルアーは、ジグヘッド2gにマイクロクローラー3インチアジングカスタムこの軽さでもルアーの重みがベリー部からバット部にかけて、しっかりと乗り、ロッド(ブランクス)全体のシナリを使ってキャスト出来ているのがご理解いただけると思います。

実はこの曲がりこそが、ベイトタックルの最大のデメリット「バックラッシュ」を防ぐコツだったりします!

特に3g以下の軽いルアーをキャストする時こそ、この竿のしなりを活かせるスローテーパーのベイトロッドは、キャストしやすく、飛距離も出せて、バックラッシュも同時に防ぎやすくなります。

 

スローテーパーロッドの魅力は、もう1つあります。
このフッキング時の曲がりです!

やっぱり釣り人の共通あるあるとして、竿を曲げたい!という欲求をスローテーパーは満たしてくれます。

さらにエラディケーターベイトフィネスのスローテーパーモデルは、柔らかいので、たとえメバルやアジ、カサゴといった身近な20cmに満たない小さな魚であっても、この曲がりをみせてくれます。
ちなみに、大型魚が掛かった日には、「何て日だぁ!」ってなりますから(笑)。

 

ベイトフィネスのチョイ釣り結果

さて、朝のチョイ釣りに戻りますが、ベラ、カサゴ、メバルに続いて、顔をだしてくれたのがアナハゼ。全く釣れないよりアナハゼが遊んでくれればOKですよね!

その後もネンブツダイが釣れてくれたりと、短時間の釣行で沢山の魚種が遊んでくれました~。

というわけで、いろんな魚に遊んでもらって、癒しの時間をすごすことができました!
年を取ったせいか、こんな釣りがすんごい楽しいんです!

ぜひ、「大人な遊び」として、たくさんの人に体験していただきたいです!

 

航空機の窓から見る瀬戸内の島々は相変わらず綺麗でした~♪

 ■トモ清水使用ベイトフィネスタックル(お手軽派)

ロッド:Abu Garcia SaltyStyle Baitfinesse STBC-792LT-KR
リール:Abu Garcia ロキサーニBF8
ライン:バニッシュレボリューション7lb
ルアー:Berkleyふわゆらジグヘッド2g + マイクロクローラー3inchアジングカスタム、Abu Garcia マイクロジグフラット2~5g

コスパ重視のソルティースタイルのベイトフィネスの製品ページはこちら

■トモ清水  使用ベイトフィネスタックル(スローテーパー、スペシャルモデル)

ロッド:Abu Garcia Eradicator Baitfinesse EBTC-77ULT-ST
リール:Abu Garcia REVO ULTRACAST BF8(レボ ウルトラキャスト BF8)
ライン:Super FireLineウルトラ8  0.8号
ショックリーダー:バニッシュレボリューション7lb
ルアー:Berkleyふわゆらジグヘッド2g + マイクロクローラー3inchアジングカスタム、Abu Garcia マイクロジグフラット2~5g

スローテーパースペシャルモデルのEradicatorベイトフィネスの製品ページはこちら

 

~最後に私からのお願い~

近年の釣りブーム、アウトドアブームにより、水難事故が多発しております。
子供には固定式の子供用ライフジャケットの着用の徹底を宜しくお願い致します。
船、陸からの釣りに関わらず、必ず着用をお願い致します。

しつこいようですが、近場のチョイ」釣りであっても、釣り以外のレジャーであっても、海、川、湖、池など近くに水場がある場合は、必ず子供の尊い命を守るために固定式ライフジャケット着用をぜひお願いいたします。もちろん大人のライフジャケットの着用は言うまでもありません。

トモ清水でした!
See you next time!

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