【ジグをあえて動かさない誘いが効く】そろそろシーズンイン!杉山代悟が駿河湾の「タチウオジギング」の基礎知識を詳しく紹介
皆さんこんにちは杉山代悟です。
駿河湾は20度を越え、ようやく夏らしい海になってきました。毎年6月からスタートする夏太刀魚ですが、遂に今年も開幕しそうです!
杉山代悟 Sugiyama Daigo プロフィール
駿河湾の夜太刀魚はスローに誘うのが主流
駿河湾は、夜船の灯りを焚いて太刀魚を寄せるのが主流。
東京湾や大阪湾は昼間の釣りがメインで、釣り方もワンピッチショートジャークの細かくて速い動きがオーソドックスだと思います。
それに比べると、駿河湾の夜太刀魚の釣りは少し特殊。できるだけ柔らかいロッドにヒラヒラ漂うような形状のジグを装着し、スローに上げてくるのがこの駿河湾の夜太刀魚ジギングなのです。
そんな、駿河湾の夜太刀魚で愛用しているロッドは「アンチョビドライバーエクストロ」(ADXT-C60UL)。このロッドは自分の父が開発した、夜タチウオ専用に設計したロッドです。
Name | Length(ft) | Power | Lure(g) | Line | 継数 | Price |
---|---|---|---|---|---|---|
ADXT-C60UL | 6’0″ | ULTRA LIGHT | MAX 130g | MAX PE 1.5号 | 1 | ¥34,100 |
ジャッカル公式「アンチョビドライバーエクストロ」詳細ページはこちら
アクションはULクラスで、すごく柔らかいのが特長です。柔らかいとジグが動かないのではないか…、と思うかもしれませんが動かさない目的で柔らかいのです。
ゆっくり上げてからのフォールで誘うわけですが、この上げた時にロッドが硬いとジグが跳ねて横へスライドしてしまいますが、ジグが横にスライドすることを極力させないように作ったのがこの「アンチョビドライバーエクストロ」(ADXT-C60UL)です。
組み合せるジグは「アンチョビメタル TYPE-Ⅱ」
このロッドに合うジグはもちろん「アンチョビメタル TYPE-Ⅱ」です。
ジャッカル公式「アンチョビメタル TYPE-Ⅱ」詳細ページはこちら
棚が5m〜40mとシャローに浮いていることが多いので、80gで狙いたいところですが、ここはあえての130gを使用します。
その理由は、先ほど述べたようにスライドさせるのを抑えるため。80gだと軽すぎてジグが動きすぎてしまうので、ジグの動きを抑えるという意味で130gを常に使用しています。
フォールスピードがスローじゃないとアタリが出ない時に限って、100gや80gと言った軽いウエイトのジグのをセレクトします。
カラーは「ピンクグローストライプ」をメインに、2021年に新色として登場した「ベイパープル/ピンクグローエッジ」や「ストロングピンク/マイクログロー」などのピンクやパープル系にグローが入ったカラーがオススメ。
ピンクグローストライプ
ベイパープル/ピンクグローエッジ
ストロングピンク/マイクログロー
まだまだ走りの時期で数はあまりでませんが、水温がもう少し安定すると1時間で20本30本と爆釣を味わえる時期が来ます。
ぜひ皆さん駿河湾の夜太刀魚ジギングの参考にしてみてください。
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