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X-NANAHAN(ナナハン)開発~完成までの軌跡。サトシンこと佐藤信治の絶対的ジャークベイト考

寄稿:佐藤 信治
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琵琶湖をメインにバスフィッシングしているだけなら。

時期によっては「X-80トリックダーター」も投入することもありますが、メインとなるのは110mm前後ある「ワンテンRシリーズ」が主力。

…と言うか、それがごく普通のジャークベイトって感覚になっていませんか?110mm前後のジャークベイトが決して大きいとは思わない感じに…笑

 

サトシンが現場から感じたジャークベイトのシーン

ですが、2017年にH-1GPXに2戦スポット参戦してからは「関東フィールドで通用しなかったらあかん!」と、関東方面の試合や入鹿池とかを真剣に理解しようとやってきました。

そこで、これまでなら普通だと思ってきていた「ワンテンRシリーズ」のサイズがやっぱり大きく感じ…。(そのサイズのジャークベイトが効かないわけではなく…)

実際、H-1GPX戦士の方々に聞いてみても「X-80トリックダーター」でさえ、ちょっと大きいような感覚。理想なサイズを問うと、65~70mmぐらいかという回答が最も多く。

実際、こちらのいつもの感覚を持ってして「亀山湖」「相模湖」「河口湖」他…とかで釣りをする時(霞ヶ浦や利根川水系、牛久沼とか除く)も何故か!?不思議と「ワンテンRシリーズ」は結んでいない。「X-80トリックダーター」とか、ダウンサイズしたジャークベイトをためらいもなくメインで使ってしまっているから、まさにそういった感覚なんでしょうね!

 

「ナナハン」に求めたこと

そんな事がキッカケとなり、関東のフィールドで違和感なく使える「ワンテンRシリーズ」が必要ってことで「ナナハン」の開発に入った。というのが本当の経緯…。

ただ、昨年はコロナ渦の影響もあってH-1GPXは全戦中止。2019年H-1GPX最終戦 新利根川戦を優勝で終えてから、関東方面でのテストは唯一河口湖で使ったり、地元入鹿池で少々テストしただけで、基本はいつも通りの琵琶湖で半分無理矢理テストって感じでしたね!

ただ昨年の夏は、湖東エリアによく出向いたんで、そこではまあまあ釣りましたわ!

 

サイズ的には全然デカくはなかったですが、それでも時にはほんと好反応。そこから1回大きく形を変更して調整、調整…と実釣テストを繰り返しながら、僕が「ワンテンRシリーズ」と同じく求めている、ジャークベイトでもあってミノーでもあるモノに仕上げていきました。

 

今冬はこれまで長い琵琶湖人生において、例年通りって展開が全くも全く通用しない状況にありながらも、何本かを釣って完全に好かれてるルアーってのを確信してやっとOKを出した次第です。

思ったよりも時間がかかってしまいましたが、間違いなくこのサイズのジャークベイトの絶対的ルアーになるはず!

自信を持って全国区に送り出しますので、皆さんもぜひレパートリーにしてみてくださいませ。

 

サトシン的ジャークベイトアクション方法

 

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①キャストしてラインをメンディング

 

②横にさばいてジャーク

 

推奨タックル

最後に、僕が推奨しているタックルをご紹介しておきます。

ロッド:6ft~6.5ft程のミディアムライトクラスロッド

リール:フィネス用~小径スプールベイトリール(カスタムスプール搭載やライトルアーが使えるようなベイトリール)

ライン:フロロカーボンライン8lb前後

 

関連動画

出典:YouTubeチャンネル「LureNews.TV」

出典:YouTube「Megabass Channel」

メガバス(Megabass)

1986年8月15日設立、静岡県浜松市を拠点とするルアーメーカー。デストロイヤーをはじめとする各ロッドシリーズ、各種バス、ソルトルアー、リールなど、あらゆるフィッシングタックルを輩出。 同社のCEO伊東由樹氏はアングラー、そしてルアー、ロッドデザイナーとしても有名で、同氏の手掛けるタックル&ルアーは実釣力の高さに加え、優れた機能美、造形美を放ち、国内外で高い評価を受けている。

 

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