各地で梅雨入りの報道がされ、田んぼには水が張られるようになりました。
これからの季節と言えば虫系ルアーやカエルパターンがハマってくる時期!
虫・カエルと言えば思い浮かぶルアー、エンジンのブーンシリーズ!
今回はブーンシリーズの中でも最小のモデル「ベビーチン1.5」について紹介していきます!
このベビーチンはいわゆる虫パターン・カエルパターン両方に対応したモデルで、シンキングモデル&フローティングモデルの2タイプが展開されています。
サイズから見てオリジナルの「ブーン」や「ブーンチン」のダウンサイズモデルなんて思われがちですが、この「ベビーチン1.5」はまた違ったコンセプトで作られています。
そのコンセプトは「投げて落として釣る」!
1.5インチという小柄ながらもしっかりと飛距離も確保され、ボディの質感から見直された新しいタイプのソフトベイトとなっています。
投げて落として釣る!ベビーチンの4つの特徴!
①小さくてもノーシンカーで十分飛ぶウエイト
コンセプト通り、ベビーチンは約3.3cmという小柄なボディでありながら、ノーシンカーでも十分な飛距離を出すことができます。
カバー周りやオーバーハングエリアなどを狙うことが可能です!
②ボディの質感
キャストしてからの着水音や吊るしたときの水のたたき具合などを考慮したボディの質感に仕上がっています。
③フォール時の絶妙な足の動き
ブーンチンのサイズダウンにあわせて、しっかりと足の動きが出せるように設計。
フォール時や水面でのシェイクでバスを誘えるアクションになっています。
出典:エンジン
④シンキングモデル&フローティングモデルの2タイプ
前述したようにこのベビーチンはフローティングタイプとシンキングタイプの2パターン用意されています。
シンキングタイプはブーンチン同様、吊るしや着水からの沈下姿勢、速度にこだわった仕上がりに!
フローティングタイプは沈めたら見切られてしまうバス対策に考案され、水面ピクピク時に強烈に反応するシチュエーションへの対応できるようになっています。
ブーンチンとの使い分けについて
ブーンチンも沈む虫タイプではありますが、その違いは大きさだけではありません。
まず用途として、「ブーンチン」は吊るして食わすこと前提のソフトベイトとして開発されました。
もちろんラインのセッティングなどを変更すればノーシンカーでも投げて釣れることは間違いないのですが、よりノーシンカーで投げて落して釣るように開発されたのが今回のベビーチン1.5になります。
その大きな違いのポイントとして、テールのリブの有無が挙げられます。
ブーンチンの場合、吊るして落すためより動きをナチュラルにするためテールにはリブがありません。
一方のベビーチン1.5では細かいリブが設置されているため、落した時に各アームパーツが水をつかみピリピリっとした微振動を発生させることができます。
近年では吊るしに対しバスが見切るようにもなってきたこともあり、ちょっとした微震のアクションを加えることでよりシビアなバスも狙いやすくなっているという訳です。
また、ラバーの配置もより複雑にし、ただ横に設置するだけではなく、斜めに配置することでより複雑な波動が出せるように計算されています。
ベビーチンのフローティングタイプ
本来はシンキングタイプのみの展開予定だったベビーチン1.5でしたが、羽生プロがテスト中に水面に浮かぶ小さな虫などをバスが捕食しているの見て、急遽フローティングタイプが追加されました。
このフローティングタイプはブーンオリジナルのような中空構造ではなく、フローティングマテリアルを採用しているため、また少し違ったアプローチが可能になります。
水なじみ具合で浮力が変化するので、やや沈ませて使用させることも可能です!
ベビーチンのスペック
出典:エンジン
レングス:1.5inch(約3.3cm)
ウエイト:1.4g(シンキングモデル):1.3g(フローティングモデル)
カラー:シンキングモデル7色、フローティングモデル3色
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