皆さん! こんにちは。
先日の豪雨の影響で約20cmに増水。5月24日現在の琵琶湖は水位+17cmとなりました。そして、放流量はなんと「全開放流」です。(※個人的に5月に全開放流は記憶にございません。。。)
当然、それによって「濁り」と「流れ」が全体的にキツいっ。そう聞くと「巻いてボコボコ」と想像しちゃいがちですが、現実は巻きよりボトム系中心の釣りが優勢!
前回から魚のコンディションにあまり変化がなく、南湖で圧倒的に多いのが「ポスト〜アフター」の個体。
まだ「スピードの速いルアーは追えない」といった感覚です。「アフター回復」になってくると、ガンガン巻いて反応してくれるのでもう少しの辛抱かと。
諸富真二(Morotomi Shinji) プロフィール
「エスケープツイン」の7gリーダーレスDSが継続中!全開放流時の狙いドコロは?
というわけで、現在のガイドの釣りで中心となっているのが「エスケープツイン」+リーダーレスDS(7g)。まだ継続中でございます。全開放流中の琵琶湖でもメスの3kgオーバーをはじめ、ボコボコに反応してくれています。
ノリーズ公式「エスケープ ツイン」詳細ページはこちら
全開放流で流れMAXな南湖で、「全開放流=特殊状況」と言っても過言ではないぐらいのガン流れなので、具体的な狙うところは「少しでも流れを避けれる所」がキーです。
場所で言うと、「浜大津」、「赤野井」、「北山田など」の各大規模なワンド内にある「エビモ」がキモ。アフタースポーンの個体を釣っていく時は、縦ストが超重要なんです。
それに加え、コアユ、ハス等の「ベイトフィッシュ」が絡むと、より激ハマりの可能性高し!
アクション方法&カラーセレクト
全開放流時のアプローチ方法は一緒。ボートを流しながら前方(風下)にフルキャスト。キャスト後は4.5回しっかりと縦捌きでアクションを加えてから3秒放置。コレが鉄則です。
この繰り返しで広く釣っていくと、ポスト〜アフターのメスを効率良く釣っていくことが可能です。
最近エスケープツインを始め、特に反応が良いのが「バンドウカワエビ」というカラー。
一言で言うと「薄いカラー」への反応がメッチャ良いです。GWから人的プレッシャーを引きずっており、少々濁っている状況でこの薄めのカラーを投入することで、バスに違和感を与えずバイトに持ち込むことができます。バンドウカワエビというカラーに圧倒的な反応を見せていますよ!
若獅子がカラーに関してのアドバイスを伝えると、「信頼出来るワームは濃いカラーと薄いカラーの最低2色は必ず持っておく」ということですね。
それによって今の琵琶湖は「差」となって現れているような気がします。
エサケープのタックルセッティング
では、最後に「エスケープツイン」+リーダーレスDS(7g)のタックルセッティングを紹介しておきます。
ロッド:ロードランナー(ST680MH)【ノリーズ】
リール:ジリオンSV TW(8.5)【ダイワ】
ライン:FCスナイパー(16Lb)【サンライン】
リグ:エスケープツイン(リーダーレスダウンショット)(7g)【ノリーズ】
フック:キロフックナロー(#3/0)【デコイ/カツイチ】
こんな感じです。ロッドは皆さんお使いの7ftまでのMHクラスで対応可能だと思いますよ。そんなこんなでこれからの季節は、自己記録更新のバスが釣れやすいシーズンでもあるので、ガンガン琵琶湖に足を運んで下さいね。
それでは!
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