【デカい個体ほど産卵が早い】田中亜衣の回復系BIG RED攻略
皆さま、こんにちは♪ 田中亜衣です。
今年は早くも梅雨入り。なんだか季節が前倒しになってますね。
私のホームでは真鯛の産卵も終盤になり、少し釣りづらさはあるものの、タイミングが合えば回復したBIG REDも釣れ出しました。
田中 亜衣(Ai Tanaka) プロフィール
産卵回復系BIG REDの狙い方
「デカい個体ほど産卵が早い」
コレはいろんな魚種で言えることですね。真鯛も体力のあるデカい個体から産卵を始めます。
産卵は新月や満月に潮に流して放卵するのですが、一匹の個体が2回から3回に分けて産卵をします。これは一度に抱卵して全滅を避けるためでしょうね。
デカい個体は早くから産卵を始めたため、今の段階では産後から回復しています。ただ、全体的にまだ数は少ないため狙いが定まりにくいのも事実です。
キーはイワシ
ここでキーとなるのがイワシ。瀬戸内ではそろそろイワシが大挙してくる時期。
産卵後の真鯛にとっては回復する絶好の餌となります。それがいわゆる「イワシパターン」です。 そこで、イワシパターンの状況でどんな釣りをすれば良いか?今回はその辺りを話してみようかと思います。
まずは実際にイワシがいるかどうか?コレが一番大切です。この辺りのことはご自身が乗られる船の船長さんに聞くといいでしょう。
そして、イワシがいれば試してほしいのが硬めの張りのあるカーリーネクタイ。ジャッカルの「ビンビン玉 T+ネクタイ /カーリー」なんかはちょうどこんな感じです。
とにかく波動とビートが強めのネクタイが良いですね。
あと波動という点では、ネクタイを2枚付けたり、動きのあるヘッドも有効です。ヘッドで言えば「TGビンビン玉スライド 雷流ヘッド」なんかがオススメです。
それと、忘れてはいけないのが「メタルジグ」。イワシパターンの王道とも言えるジグは、絶対に欠かすことのできないアイテムです。
少し速めのリーリンクで、ただ巻きが基本です。深場で真鯛が少し浮いているタイミングではサーチしやすく勝負が早いのでオススメです。
ジグのウエイトは、タイラバより少し軽めを選んでもらうと使いやすいですよ。
BIG REDを狙うならこれからの時期がオススメ
これからの時期、産卵から回復した真鯛が荒喰いをすることが多くなり、BIG REDを釣り上げる確率もグーンとアップします。
すでにタイラバを楽しんでいる釣り人も、まだタイラバをやったことのない人も、楽しい季節なので始められてみてはいかがでしょうか。
それでは皆さん、良い釣りを♪
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