【知っているだけで釣果倍増】流れのブチ当たる何かと小鮎のポジションを探すことがセオリー!永野総一朗による「全開放流攻略法」
琵琶湖は早くも梅雨入り。
連日の大雨から増水、そして全開放流がスタートしました。この原稿を書いている今現在の水位はプラス11cm。今の規定水位はプラスマイナス0cmなので、そこに到達するまでは流し続けるでしょう。
また、6/16より規定水位がマイナス16cmとなるため、その前後も放流は続けるでしょう。雨が降り続ければなおさらです。
今回はそんな全開放流時、何を意識してバスを狙っていけばイイのかについてお話ししていきます。
湖流の当たる地形の盛り上がりや障害物周りが狙い目
最初から結論を書くと、「流れのブチ当たる何か」がセオリーです。
流れがただ通っているだけのところはほぼ捨てて良いと思います。具体的に何かというのは年によって変わってきますが、流れのぶち当たる何かというのは、北から南へ強く流れる湖流が当たる地形の盛り上がり(ハンプ)、ウイードのハンプ、高さのある沈み物など。
どれにしろ高さがあり、シッカリ流れが当たっていることが大事。流れの当たる面と当たらない面がシッカリできている所が有望です。
具体例を挙げると、岸から沖に向かって伸びる水中岬、東西に伸びるミオ筋や浚渫の南壁、エビモ、その他ウィードの束などです。
流心に近いところほど流れが強く当たっています。良く流れがヨレる、というような表現を耳にしますが、個人的には流れのぶつかる所を意識した方がわかりやすいかと思います。
さらに小鮎やハスといったベイトフィッシュを意識する
ただ、そんなところがどこでも釣れるかと言われるとそうではなく、ここからは自分でシッカリと探していかなければいけません。重要なことは上記のポイントに小鮎やハスといったベイトフィッシュが周辺に映る(居る)こと。
流れの当たる所を狙って釣りをしていて、たまに魚探にワラワラとガス状のベイト(今で言えば小鮎)が映るようなところならば、流れの当たるウイードにかなりの高確率でバスが居ます。
そのウイードや地形に普段は隠れていて、ベイトフィッシュが流れてくるのを待ち伏せしているようなイメージですね。
つまり、探す順番をまとめると、
①流れの当たる地形のハンプやウイードのパッチを探す。
②その中でも周りにベイトフィッシュ(小鮎)が映るところを探す。その際に周辺でボイルがあれば最高。
③ベイトが周りに映るウイードや地形にルアーをアプローチ。
当たれば、1投で答えが返ってきます。ベイトが水面にいることもあるので、魚探だけでなく目も使いながら魚を探してみてください。ベイトフィッシュが溜まる所なら、バスの回転率も高く、入り直すことで再現性のあるバスが釣れたりします。
全開放流時のルアーセレクト
アプローチするルアーは、ノーシンカー(ネイルリグ)系がオススメ。
僕だと、「スタッガースティック5in」に1.8gのネイルを腹部に挿入したものを使っています。
税込価格 | 入数 | 全長 | 重さ | 備考 |
935円 | 5本 | 5インチ・約120mm | 約10.5g | FECO認定・匂い付き |
ハイドアップ公式「スタッガースティック5in」詳細ページはこちら
セットするフックにもこだわっていて、「本気フックREVIVAL5」(#3/0)と「フッキングマスター モンスタークラス」(#3/0)を使います。
使い分けですが、ふわっとさせたいときは「本気フックREVIVAL5」。早く沈めたい時は太い軸の「フッキングマスター モンスタークラス」を使います。
これをMHロッドに16Lbフロロカーボンラインをセットしたベイトタックルで、2ジャーク7秒ステイくらいのリズムで狙います。
ノーシンカーがあまりにも流されるようであれば、5g〜7gのフリーリグを使ってボトムを取っています。
ワームはボヨンボヨンするタイプのワームが良いことが多く、使用頻度が高いのは「スタッガークロー4in」です。
品名 | サイズ | カラー | 数量 | 税込価格 |
スタッガークロー | 4in | 10色 | 5本入 | 935円 |
ハイドアップ公式「スタッガークロー4in」詳細ページはこちら
探すのは難しいですが、当たれば連発もある全開放流時の釣り。ぜひ流れの中のバス探しを楽しんでみてください!
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