サンライン的ラインセレクト術
サンラインには様々なラインの種類があります。例えば、フロロカーボンラインだけでも…
・シューター
・シューターFCスナイパー
・FCスナイパーアザヤカ
・FCスナイパーインビジブル
なんと4種類!このフロロカーボンラインを中心にそれぞれの高山流使い分けをご紹介いたします。
サンラインのフロロカーボンラインフラッグシップモデル。
よく聞かれる事のひとつに『FCスナイパーとの違い』がありますが、FCスナイパーはしなやかさが特長なのに対し、シューターはその逆『硬く』『伸びにくい』フロロカーボンの特徴を最大限に引き出したラインです。感度と耐摩耗性に優れているのでワームフィッシングに使用する事が多く主に根ズレが気になるハードボトムやカバー撃ちの釣りでの使用が多いです。
FCスナイパーは最大の特徴としてフロロカーボンラインの悩みどころともいえるごわつきを排除したしなやかな糸質のフロロカーボンというのが特長です。
しなやかさがもたらすメリットとしてリールのスプールへの馴染がよく、バックラッシュのストレスも軽減してくれます。巻物から撃ちまで万能にこなしてくれるので悩んだらコレ!という大定番ラインです。
前回の私の記事「ポスト~この時期のセオリー」でも紹介しましたが、視認性抜群のラインがアザヤカです。
BMSアザヤカはクリア、ピンク、イエローグリーン、オレンジ、グレーの5色が配色されたラインです。ちなみにこのカラーの選別と配色は感性工学に基づいて考えられているそうです。ちなみに、BMSとはバイトマーカーシステムの略で文字通りバイトがあった時にラインを目視している時にマーカーとしての役割をラインが担ってくれます。
視認性抜群のアザヤカと対局に位置するインビジブルは、自然界に存在するストラクチャーを意識したカラーセレクトによりラインの存在感を限りなくゼロにし、魚に対してのプレッシャーを低減したラインです。
裏ワザとしてキャロライナリグやダウンショットのリーダーにこのラインを使用することもあります。プレッシャー対策として少しでもラインの存在感を消したいという時にお試しください。