初夏の季節となり、徐々にタチウオのシーズンが間近に迫ってきました。
夏の季節のタチウオといえばワインドゲーム。
ワインドゲームは専用のジグヘッドとワームによるダートアクションで狙う釣法で、タチウオならではの下からのバイトが非常に楽しいルアーゲームです!
今回、ピックアップするのはラグゼの「ワインドマスターR」。
2020年の夏に登場したタチウオワインド用ロッドです。
前作「ワインドマスターEX」から劇的進化を遂げたワインド専用機
ラグゼのワインドロッドといえば「ワインドマスターEX」をイメージする方も多いのではないでしょうか?
今回の「ワインドマスターR」は「ワインドマスターEX」の進化版!
さらに言えば、ただ進化しただけではなく、激的に進化したモデルになっています!
近年のワインドゲームは多様性がひろがりを見せています。
そんな多様化するメソッドにも対応したラインナップになっています。
今回のラインナップされた4機種中3機種はソリッドティップモデルとなっており、掛けにいくことを主体としたより攻撃的な仕様となっています。
更に、最もライトなモデルのS89L-solidは適合ルアーウェイト3~18gと、ライトリグを使用したアプローチもできるなど様々なパターンにマッチできるモデル!
S89L-solidを筆頭に全体的にかなり軽量ジグヘッドを繊細にアクションさせることができるので、「スローワインド」に対応できる機種も多くなりました。
ショアゴリラRなどでも採用されている高強度素材『トレカ(R)T1100G』。
この『トレカ(R)T1100G』が採用されたことで、そもそものブランク構成量を従来の設計に比べて大きく減らすことができるようになりました。
ブランクの軽量化に伴い、シャープなフィーリング、キャスタビリティがより追求された性能となっているので、掛けにいくワインドスタイルにもマッチした仕上がりとなっています。
もちろん軽量化がされつつも、しっかりとブランクのパワーは維持されているので使用感は格段にUPしました。
ワインドマスターRのスペック
前述したように、このワインドマスターRは多様化するワインドゲームに対応したラインナップになっているのが特徴です!
最近のワインドゲームではタチウオがスレているポイントも多く、誘い方も左右の小幅なダート&縦方向の3D的アクションや、スイミングなどの食わせ系のアプローチが求められるようになってきています。
ワインドマスターRはそういったアプローチにも対応し、よりしなやかで繊細性の高いラインナップも用意しています!
もちろん、王道のダートアクションを得意とするパワーモデルも用意されているので、アングラーがよく行くフィールドに合わせて選択できるように用意されています!
モデルNo. | 標準全長 | 希望本体価格 (税抜き) |
標準自重 (g) |
仕舞寸法 (cm) |
パワー | 使用材料 (%) |
継数 (本) |
ルアーウェイト (g) |
適正ライン (PE/号) |
先径 (mm) |
グリップ長 (mm) |
S89L-solid | 267cm(8’9″) | 43,000 | 96 | 138.5 | L | C 99.9 G 0.1 | 2 | 3~18 | 0.4~0.8 | 0.9 | 315 |
S89ML-solid | 267cm(8’9″) | 43,500 | 99 | 138.5 | ML | C 99.9 G 0.1 | 2 | 5~21 | 0.5~0.8 | 0.9 | 315 |
S86M-solid | 259cm(8’6″) | 44,000 | 97 | 134.5 | M | C 99.9 G 0.1 | 2 | 7~28 | 0.5~1 | 1.0 | 315 |
S86MH | 259cm(8’6″) | 44,000 | 106 | 134.5 | MH | C 95.1 G 4.9 | 2 | 14~35 | 0.6~1 | 1.6 | 315 |