5月も中旬となり、徐々に初夏を感じる季節となりました。
これからの季節楽しみになるのが磯マルゲーム!
北陸地方では早くも磯マルシーズンがスタートしています。
今回紹介するのはエクリプスのミノー「フルフロウ」。
フルフロウは「フルフロウ120F」と「フルフロウ120SSP(セミサスペンド)」の2種類が展開し、いずれも遠投性、強い流れのなかでも泳ぎ切るレスポンスに優れた性能となっています。
フルフロウが磯マルゲームに強い理由
前述したように、このフルフロウは遠投性能に優れ、120mmの全長ながらもF(フローティング)は18.5g、SSP(セミサスペンド)は20gと十分にウエイトを持っています。
また、ウエイトバランスもテールの固定ウエイト設計のため、ペンデュラムキャストとも相性が良く、風が強い磯のフィールドでもしっかりとロッドが振り切ることが可能!
特に磯のフィールドではアングラーの立ち位置によって風の向きや波の向きが変わってくるため、ルアーも天候や状況に左右されない性能が求められるようになります。
磯マルゲームでよく使用されるシンキングペンシルもサラシの広がる方向に流して誘うのがセオリーですが、時としてそうしたシチュエーションが厳しい・不可能な場合も多くあります。
特に波が高い場合や立ち位置に向かって波が広がるときなんかが挙げられるでしょう。
そんなときこそ、フルフロウシリーズが活躍します。
サラシが広がったタイミングでキャストして着水と同時にリトーブ。
スローに沈めて磯際に潜んでいる磯マルを狙っていくことができます。
ちなみにフルフロウFのレンジは表層から一つ下の60~100cm、SSPに関しては30~70cmとなっています。
SSP(セミサスペンド)の特性を活かしたアプローチ!
SSP(セミサスペンド)の場合、海水では超スローシンキングであり、テンションが掛かっていない時でも大きくレンジが変わらないので魚に違和感を与えにくいメリットがあります。
つまり、一定のレンジでコントロールしやすく、スローにフォールもするため、スレたフィールドなどでは非常に頼りになる性能となっています。
特に着水後に巻きを入れて潜らせたあとにデッドスローに切替え一定のレンジをドリフトさせるといった誘いや、磯特有の強い流れに入らせてラインスラッグを取ってドリフトさせるアプローチは秀逸!
SSPはボディの振り幅を抑え、水に絡むようなロールメインのアクションです。
このロールアクションはスレたターゲットにも効果的で、先ほど触れたドリフトでの誘いはもちろん、リトリーブスピードによってアクションに変化を与えられるため、低活性の時はゆっくり、高活性の時は速巻きといったアプローチも非常に有効となります。
エクリプス公式フルフロウSSP詳細ページはこちら
波があれたフィールドで活躍するフルフロウF
フルフロウ120Fはロール7:ウォブル3のナチュラルなタイトウォブンロールアクション。
SSPがスレたターゲットを狙うのを得意とするのに対し、このフルフロウFはいわば王道のアプローチを得意とする性能です。
サラシや払い出しなどの潮の流れが強いポイントでもナチュラルなタイトウォブンロールアクションをしっかり行うことが可能です。
王道のロールによるフラッシングとイレギュラーアクションをはさみながら、低速リトリーブやナチュラルドリフトにも対応するなどアプローチの幅も非常に広いのもポイント!
波があれたフィールドでもその下を攻め切れるレンジ設定となっているので、磯マルゲームのパイロットルアーとしても優秀です。
エクリプス公式フルフロウF詳細ページはこちら
エクリプスの丸山 政寅さんのレポートで磯マルゲームのテクニック公開中!
エクリプスの丸山 政寅さんのレポートでは磯マルゲームの様々なアプローチが公開されています。
フルフロウのアプローチ他、シンペンでのアプローチも解説されていますので、ぜひ一度チェックしてみてください!
エクリプス公式スタッフレポート詳細ページはこちら