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今江克隆のルアーニュースクラブR「カンタンで最強!レイジースイマーの背針チューニングを紹介」の巻 第1048回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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現時点で最高の背針チューンを紹介!

実釣テストでも明らかに安心感が得られ、以前のシングルに比べ暴れれば暴れるほど深く食い込みバレにくくなる背針セッティングである。

方法は。結果が出てしまえば簡単だ。「ヒッチフック」のアシストフックをダブルフックにしてしまうだけ。

準備するのはコレだけ。「ヒッチフック」のS、M、Lのフックのワイヤーが「ピアスダブル」#2にフィットする

「ヒッチフック」のS、もしくはMのフックの赤いスレッドをカッターで剥ぎ、差込ワイヤーを外す。

そのワイヤーをダブルフックに写真のようにスレッドで巻きつけ瞬間接着材で固定し、移植するだけだ。

「ヒッチフックS/26mm」のフックを「ピアスダブル」にチェンジした名付けて「ヒッチピアスダブル」

ただし、ここで気をつけてほしいのが、パイプサルカンの長さ

これは必ずSサイズ26mmを使うこと。Mサイズ31mmだとキャスト時にデモンテールが折れ曲がることでフックに刺さってしまい、エビになってしまうことが多発する。

26mmがそれを防ぐベスト長である。

パイプサルカンは必ず26mmを使うこと。31mmだとテールが曲がった時にフックに刺さってエビになりやすい

ベストなダブルフックは?

また、フックにはいろいろ試したがリューギの「ピアスダブル」#2が、ワザとかと思うほど全てに完璧にフィットするうえ、姿勢もフッキングも最高だった。

暴れることでダブルフックの2本が刺さり、ロックされるとフックがゲーブに沿って回転することがなくバラシは激減する。

さらに側方からのバイトへのフッキング率も上がる。

この仕様にすることでアクションがスポイルされることはなく、重さで浮力が死んで沈むこともない。

ネイルシンカーで調整することでデッドスローの巻きにもベストのうえ、フックハンガーに顎リグシンカーをセットすればボトムジャークも問題なく行える。

現時点では、このセッティングが今江的「レイジースイマー」のベストセッティングである。

ややこしいスポットにも通せるし、ボトムに置いてジャークすることもできるのが背針仕様の強み。「ピアスダブル」が2本刺さったらまずバレない

さらに1分でできる即興チューンも紹介!

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