【ポストスポーン攻略対策】オススメワームにも注目!状況に応じた5つのボトム系リグの使い分け方
4月も中旬に差し掛かりました。
琵琶湖南湖のコンディションはいわゆるポストスポーニング。昔からこうしたスポーニングの時期ってちょっと理解が難しかったのですが、いわゆる「産卵行動に夢中で餌を追いにくい状態」。要は難しいです(汗)。
そんな中、反応しているルアーはやはりボトム系が多く、テキサスやフリーリグにノーシンカー、ネコリグ、ジグヘッドなどが中心。
一見全てボトムの釣りなんですが、これにはきちんと使い分けがあるので僕なりの使い分けを今回は紹介してみます。
ポストスポーンの釣りで役に立つ! 5つのリグの使い分け
では今回、「テキサスリグ」、「フリーリグ」、「ノーシンカー(ネイルリグ)」、「ネコリグ」、「ジグヘッド」この5種類をシチュエーション別に分ていきますが、まず「ボトムベッタリ」か「ちょい浮き」、そして「強い」と「弱い」で判断します。
強い:「フリーリグ」→「テキサス」→弱い:「ネコリグ」
強い:「ノーシンカー(ネイルリグ)」→弱い:ジグヘッド(ボトスト・ミドスト)
ボトムベッタリ系のテキサスやフリーリグをズル引いたり、揺すったりして釣れる魚はネコリグでも釣りやすいです。
また、ちょい浮きのノーシンカージャークで釣れるところはミドストも成立しやすいです。
「フリーリグ」(5〜7g)と「テキサス」(3.5g〜5g)の使い分けを簡単に解説しておきます。
ボトムにベッタリとしたウィード新芽周りはテキサスでモゾモゾと。縦ウィードや、地形変化(穴や岩など)はフリーリグでガリガリと。この辺は感覚になりますが、ウィードの新芽ってあんまり重いリグでガリガリすると釣れない印象で、スタック感が少ないテキサスの方が実績が高いです。
もっと極端に言えば西岸はテキサスで東岸はフリーリグ。そんな使い分けもしていたことがあります。
また、魚が浮いている時はノーシンカー(ネイルリグ)やジグヘッド(ミドスト・ボトスト)で狙います。魚が浮いているという判断が難しいとは思うので、浮いている可能性のある以下の条件を参考にしてみてください。
放流量UPのタイミング(どのくらい、とかではなく上がった日、上がった次の日)
放流量150トン/毎秒以上
魚探にベイトフィッシュがワラワラと映っている(中層に)
ボイルがある
上記のタイミングでは魚が浮いていると判断してノーシンカージャーク(スタッガースティック)もしくはジグヘッドを試します。ローライトや雨も浮く要因の1つですが、冷たい雨か暖かい雨か、もしくは風があるのか無いのかでも変わってくるのであまり参考にはしません。
5つのリグでメインにしているワーム、フック、シンカー
では、各リグに使っているワーム、フック、シンカーの重さなどを紹介していきます。
ワーム:スタッガーオリジナル(3.5in/4in/5in)【ハイドアップ】
フック:Nogales フッキングマスター モンスタークラス(#3/0、#4/0、#5/0)【ノガレス】
シンカー:バレットシンカー(できるだけブラックを)3.5g【カンジインターナショナル】
ワーム:スタッガーオリジナル3.5in、スタッガークロー4in【ハイドアップ】
フック:本気フックREVIVAL5(#3/0)【ノガレス】
シンカー:フリーリグシンカー(5g、7g)
ワーム:スタッガースティック5in【ハイドアップ】
フック:Nogales フッキングマスター モンスタークラス(#3/0)【ノガレス】
シンカー:ネイルシンカー1.3〜1.8g
ワーム:5inクラスのスワンプクローラーなど
フック:Nogales ワッキーマスター ライト(#0、#1)【ノガレス】
シンカー:ネイルシンカー1.3g〜1.8g
ワーム:VTS5in、スタッガーオリジナル3.5in【DRT】【ハイドアップ】
フック:ホリゾンヘッドLG (3.5g、#1/0)【がまかつ/ラグゼ】
このような感じです。テキサスやフリーリグは14〜16Lbのフロロカーボンライン、ネコリグはフロロカーボンラインの5Lb。ジグヘッドはフロロカーボンライン6LbかPEライン0.8号にフロロカーボンラインのリーダー8Lbのラインシステムでやっています。
朝の寒い時間はボトムで日が上がってきてポカポカしてくると浮気味なんて日も多いです。その都度状況を見ながらルアーを変えて行かないといけません。
ブルーギルがメインベイトだった時はボトム一辺倒で攻めていたのですが、ここ近年は浮かした攻めが必ず必要になっています。
過去の思い出に囚われず、今の魚に合わせてリグを使い分けていきましょう!
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