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【ポスト~アフターはこう考える】スローからストロングへ。JB TOP50 高山陽太郎「この時期のセオリー」

寄稿:高山 陽太郎
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春のバス釣り特集2021

活発にベイトを捕食しだすアフタースポーン

ポストスポーン期から消耗した体力を次第に回復させたバス達は、やがて活発にベイトを追いかけて時にはボイルするような場面に出くわすことがあります。

これらを回復系のバスと位置付けて考えています。この手のバスは、特に朝夕や雨や曇りのローライトコンディションのタイミングでは巻物やトップウォーターでの反応が良くなる頃ですので天候の変化には常に気にかけて釣行しましょう。

ただし、真夏と違って夜間から早朝にかけてはガツンと冷え込んでしまう日もまだあるのがこの季節。朝マヅメに関しては気温にも注意して臨んでください。

 

トップウォーターの展開でもラインにこだわりを

ドカンと出て、迫力バツグン。目でも楽しめるトップウォーターゲームですが、そこはハイプレッシャーで知られる関東メジャーフィールド。一筋縄ではいきません。

タックルやルアーはもちろん、ラインにも少しこだわりを。トップウォーターの釣りには比重の軽いナイロンラインを使うのが定石ですが、私が特にこだわって使用するナイロンラインは「シューター・デファイアー アルミーロ」。

サンライン公式「シューター・デファイアー アルミーロ」詳細ページはこちら

ムービングベイトのスペシャルラインとして知られるこのラインは、ナイロン製ながら伸びにくい(超低伸度)という点が特長です。

この特長がどのように釣りに生きるのか。それは、ハイプレッシャーであることから、ロングキャストが必要となります。ロングキャストした先でバイトがあった時にしっかりとフッキングできること。また、大きめのトップウォータープラグをロングキャストして使う際にルアーアクションにキレを生むこと。

これらは低伸度であるナイロンラインだからこそのメリットで、私がトップウォーターの釣りで使う理由になります。

ちなみに太さは13lb or 15lbをメインで使用します。これは、大きいトップウォーターばかりでなく、状況に応じて小さいプラグも投げるためで、汎用性が効くギリギリの太さだと考えています。

 

ポスト・アフタースポーンで使用するタックル

ポストスポーン

ロッド:キラーヒートエクスカージョンKES-63LST
ライン:シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA 3.5lb
ルアー:ノーシンカーリグなど

 

アフタースポーン

ロッド:キラーヒートエクスカージョンKE-67 MST
ライン:シューター・デファイアー アルミーロ 13lb
ルアー:トップウォーター(ペンシルベイト・バズベイト)

 

新緑の爽やかな季節です! この記事を参考にこれからの釣りを楽しんでいただければと思います。

 

シューター(Shooter)

シューターはサンラインのバスフィッシング専用ラインブランド。フロロカーボンライン「FCスナイパー』シリーズや、ナイロンラインの「デファイアー」シリーズやマシンガンキャスト、そしてPEラインのステューターなどが特に人気を集めている。

サンライン(SUNLINE)

1977年設立、山口県岩国市を拠点とするラインメーカー。 独自技術の開発力が高いだけでなく、大手材料メーカーや大学研究機関との連携・共同研究 により、最新テクノロジーを駆使したライン開発も進めている。また各分野に約400人強のフィールドテスターがおり、現場からのフィードバックも豊富。 最新テクノロジーが導入されたあらゆるジャンル(バス、ソルト、トラウト、鮎、へらぶな、渓流など)のラインを続々と輩出中!

 

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