体力を消耗し低活性になるポストスポーン
産卵後はオスとメスで全く違った行動をします。
オスは稚魚を守り稚魚と共に行動します。5月頃になると湖の各所で稚魚の群れが見受けられるようになり、その周辺には親バスがいます。それがオスのバスです。オスは10日前後稚魚に付きっきりで子育てをします。
一方、メスは産卵を終えると産卵床から離れ、体力回復をする為に沖に向かい捕食行動をするようになります。個体によっては複数回に渡って産卵を行ってから沖に出ることもあると言われています。
産卵時には水底の泥等を退ける為にヒレを使って掻き分けてスポーニングベッドを作るので、プリスポーン期の頃は整ったヒレをしていたバスもスポーニングの段階が進むにつれてヒレが傷んできたり、産卵を終えて痩せていたり。魚体の状態を見ることでスポーニングの状態を確認する事ができます。
その年の気温や天候でスポーニングの進行状況というのは違ってきますので、魚体の状態を観察してヒレが傷んだ痩せた魚が多く釣れているようであればスポーニングシーズンも終盤と判断していきます。
全国的に気温が高く、水温も例年と比べると高いと言われている2021年はいつになく早く進行するかもしれませんが果たして…!?
とにかくスローがキーのポストスポーン
バスが産卵を終えた直後というのは、一般的には体力の消耗により、ベイトを活発に追わなくなる低活性状態になると言われています。
産卵が進むのと同時にバス(メス)のウエイトは徐々に落ちていくんですが、それでもここで狙っていくのはオスに比べサイズの良いメスバスでしょう。
この期間はバスにとっては一大イベントであるスポーニングが終了し、消耗した体力を回復する為にストラクチャーに寄り添うようにサスペンドして捕食し易いベイトを食べて過ごす期間です。このタイミングでは、巻物でガンガン攻めるような釣りよりもソフトルアー(ワーム)でスローなアクションで誘う釣りに軍配が上がる時期となります。
上記でも少し触れましたが、産卵後のメスは沖に向かいます。そして沖にでるルートは、プリスポーンの時にディープからシャローに上がってきたルートを逆戻りする形で沖に出ていくことが多く、このルート上に位置するストラクチャーに居着くようになります。
ここで有効となるストラクチャーは、杭や橋脚のような縦ストラクチャーが有効になります。通っているフィールドにどちらのストラクチャーも無い!という方は倒れている木や枝・護岸の角・水門等スポーニングエリアから近いなにかしらの変化に着目して頂ければ良いかと思います。
杭や橋脚のようなストラクチャーにサスペンドしているバスへのアプローチは軽いウエイトのリグでフォーリングを中心に誘う釣りが効果的です。ノーシンカーリグやスモラバを用いたフォーリングゲームが面白いのがこの季節でもあります!
この釣りには、アタリが目で見てわかるフロロカーボンライン「シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA」の存在が絶対です!
サンライン公式「シューター・FCスナイパーBMS AZAYAKA」詳細ページはこちら
BMSアザヤカはクリア、ピンク、イエローグリーン、オレンジ、グレーの5色が配色されたラインです。ちなみにこのカラーの選別と配色は感性工学に基づいて考えられているそうです。ちなみに、BMSとはバイトマーカーシステムの略で文字通りバイトがあった時にラインを目視している時にマーカーとしての役割をラインが担ってくれます。
リザーバーでは、薄暗いオーバーハングの中を釣るときにも視認性が高いことも大きなアドバンテージとなります。ちなみに、老眼でお悩みのアングラーさんにも非常に評判が良くその視認性の良さはストレス軽減に一役かっているそうな。
この視認性抜群のラインを使えば、ロッドにアタリが出難いフォーリングアクション主体の釣りにおいてもキャッチ率アップに一役かってくれると思いますのでオススメですよ!