2021年4月2日(金)~4月4日(日)に行われたJBトップ50第1戦「ゲーリーインターナショナルCUP」は武田栄喜プロの優勝で幕を閉じました。
そんな中、武田栄喜プロと僅か174g差で接戦を繰り広げ、2位に入賞したのが2019年に年間優勝を果たしている藤田京弥プロ。
この投稿をInstagramで見る
藤田 京弥(KYOYA FUJITA ) プロフィール
順 | No. | 氏名 | 重計 | 1重 | 2重 | 3重 | p |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | T5012 |
タケダハルキ
武田栄喜 |
9,643g | 3,662g | 4,345g | 1,636g | 50p |
2 | T501 |
フジタキョウヤ
藤田京弥 |
9,469g | 3,588g | 5,665g | 216g | 49p |
3 | T506 |
コモリツグヒコ
小森嗣彦 |
9,461g | 3,176g | 0g | 6,285g | 48p |
4 | T5020 |
ミナミカズキ
南一貴 |
9,063g | 4,315g | 2,392g | 2,356g | 47p |
5 | T5014 |
ハヤノタケシ
早野剛史 |
8,792g | 5,600g | 2,042g | 1,150g | 46p |
詳しい全成績はJB/NBC公式サイトにて。
さて! 今回はそんな藤田京弥プロがどのような戦略で2位に入賞することができたのか?
早速紹介していきたいと思います。
障害物が絡むフラットエリアで魚探サイト
プラクティスでは針を付けずにバイトだけを拾っていたそうですが、10分でリミットメイクできるほどのバイト数。しかし、大会が始まると一気に口を使わなくなったそう。
そんな厳しい中で、大会当日メインにしたのは上流エリアの「魚探サイト」。
ただ、遠賀川のバスは底ベッタリな個体が多く、中々魚探に映らなかったそうです。そんな厳しい中でバスの反応を得ることができたのは、何もないフラットエリアにあるちょっとした障害物周り。
そういった所をランガンしながら、バスが魚探に映っていなくても「ヤミィ500」(4.5in)の1.8gもしくは2.2gのネコリグを落とすというアプローチが今回のメインパターンだと話していました。
この投稿をInstagramで見る
初日はフライト順が悪く、手応えのあったポイントがほとんど埋まっている状況。空いているポイントに入りながら釣りをしたことで3,588gという結果に。
2日目は下流に下る選手が多くて上流の入りたいポイントが空いていたのでスムーズにリミットメイクを果たし、5,665gで暫定トップになりました。
【BASS】JB TOP50遠賀川戦2日目速報。藤田京弥プロが2日目のトップウェイトを持ち込み暫定首位で決勝へ! https://t.co/CCS0Czvdmw #jackall #ジャッカル #藤田京弥 #JBTOP50 #jbnbc pic.twitter.com/tGHs5w5it4
— JACKALL Inc. (@JACKALL_Inc) April 3, 2021
デカイ魚を3日間の内で3本釣ったそうですが全て同じエリアとのこと。
最上流の堰の少し手前にある水深4mラインに、1.5mくらいの障害物が沈んでいたそうで、そこにプリのメスがサスペンドしていたそうです。初日はその浮いているプリのメスを見事キャッチ。
2日目はその大きな障害物周り以外にも色々物が沈んでいたそうで、そこへ沿うように沈んでいたバスを手にすることに成功。しかし、3日目はバスが全く入ってこなくて、上流を諦めて下流で216gのキーパーサイズをキャッチしてフィニッシュ。
優勝できなかったとはいえ、初戦から2位という安定した強さを発揮する藤田京弥プロ。残りの4戦ではどのように活躍するのか楽しみですね!