ストラクチャー周りで「Nグリ Zモデル」を使うメリット
釣れるアクションはもちろんですが、このNグリZモデルをストラクチャー周りで使うメリットは3つあります。
まずは1つ目は、Nグリは強度が高い為ルアーをストラクチャーにぶつけても壊れないということです。これはノーマルモデル、Zモデル共通のメリットでもあります。
ボートシーバスで狙うストラクチャーは、ほぼ100%人口建造物を狙って撃って行きます。コンクリートブロックやH鋼などルアーよりも硬いものが多く、普通のルアーをぶつけるとリップが折れたり、ルアーが真っ二つに割れるなんてことは日常茶飯事に起きてしまいます。半日ストラクチャー撃ちをすると必ず何個かのルアーは破損するのが普通とも。
Nグリはボディの厚みが2mmもあり、ムチャクチャな強度を誇るルアーです。どんなに慣れた方でもミスキャストでぶつけてしまう事は必ずあるのですが、何回ぶつけても壊れないと言える程、非常に丈夫な強度を誇ります。 なので、シーバスのストラクチャー撃ちに安心して使う事ができ、果敢にストラクチャーを攻めることができます。
壊れる普通のルアーを使う位ならNグリの方が壊れないので結果として、実はコスパが良いルアーといえるかもしれません。
2つ目のメリットは、キャストがズレても水中ドッグウォーク中にストラクチャーに寄せていけるという事です。
水中ドッグウォークとは、トップウォーターをドッグウォークさせるように、ロッドアクションでちょんちょんとルアーを引っ張ってアクションさせること。右左右左と繰り返してドッグウォークさせるのですが、引っ張る強さを強くすることでスーッと移動距離が延びる為、強弱強弱を繰り返せば、ルアーのリトリーブするコースをカーブさせることができます。
例えば、狙いたいストラクチャーの左にキャストがズレてしまった場合は、ドッグウォークの右に首を振る際にロッドアクションを強めに弾いて上げて、左に首を振る時に弱めに弾けばドンドンルアーが右に寄っていくので、キャストミスもミスではなくなります。キャストの後からルアーをコントロールできるというのは、ストラクチャーを攻めるうえで非常に助かるメリットです。
そして3つ目は、移動距離が少ないので同じ場所で誘い続けられるという事です。
横に横に動いてあまり前に出てこないZモデルは、同じストラクチャーを誘い続ける事ができ、普通のルアーではチェイスで終わってしまうようなシーバスもしっかりバイトまでつなげることができます。
また、止めて浮かすことや、シンカー装着アイに「Nogalesグレネードシンカークイックチャンジャー」を装着して、サスペンド調整をすることで水中で止めることも可能。つまり、止めて誘う事もできるわけです。
今や年間通して狙う事が可能となった東京湾のストラクチャービッグベイトゲーム。NグリZモデルのチョンチョン誘ってる最中に、ドバ!っと水中で食われる様は、ある種コノシロパターンのビッグベイティングよりエキサイティングで超興奮するゲームです!是非チャレンジしてみてください!!