開発者の乃村さんも仰っている通り、Zモデルは点の釣りに特化したモデルなのでストラクチャー周りの釣りに適しています。
シーバスも実はストラクチャーが大好きな魚です。元来東京湾ではバース(桟橋)や橋脚の間にフリップキャストでルアーを投げ込む、穴撃ちと呼ばれる釣りがカテゴリーとして成立しています。近年ではこの穴撃ちをビッグベイトで行う事で、通年ビッグベイトでのビッグシーバスを狙う釣りが成立しうるフィールドだという事がわかり始めてきました。
Nグリは全長10センチですので、サイズ的にはビッグベイトという訳ではありません。しかし手に取って頂くとわかる通り、その存在感はビッグベイトに匹敵する存在感です。実際は小さいけど大きい存在感を出しているというサイズ感が、ビッグベイトでは少し強すぎる、でもビッグベイトくらいのアピール力がないとデカいシーバスが引っ張れないという、ハイシーズン以外のビッグシーバス狙いに絶妙にマッチします。
具体的な使い方
使い方は基本的に鼻のZモードアイと呼ばれるアイにスナップを取り付けて、ストラクチャーの際を通すようなコースで水中ドッグウォークアクションを繰り返し、シーバスを狙っていくというもの。
水中ドッグウォークアクションは言い換えるとダートアクションです。このダートアクションはシーバスを惹きつける・呼んでくる・捕食スイッチを入れるアクションで、今やシーバスを釣るうえで最重要とされるほど、重要視されているアクションです。
Zモデルはこのダートアクションをひたすら繰り返すことができるので、シーバスがたまらず飛びついてきます。ストラクチャー際でダートを繰り返すことができるルアーは中々ありません。特にこのサイズ感のルアーでは皆無ですので、唯一無二のシーバスルアーといえるルアーがNグリZモデルです。
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