ルアーコンセプト
ルアーコンセプトは”冬の厳しい条件でも釣れる強いクランクシャッド”。
サイズは6cmほどでウエイトは7.5g、潜行深度は約2mという、スペックこそ一般的なシャッドプラグな感じ。
吉田さんいわく、性質的にはちょうどシャッドとクランクが5:5くらいの割合のシャッドプラグとのこと。

「ジョインテッドクロー183シフト」とのサイズ比較
ここで吉田さんが言う「強い」とは…
・力強く、パワフルに、真っ直ぐ引ける
・よく飛ぶ
・ベイトタックル+太いライン(フロロの8lb~14lb)で使える
…ということ。そして、特にこの部分こだわってテストしているんだそう。吉田さんのスタイルからすると”らしい”といえば”らしい”気も。
ちなみにベイトタックルに関しては、バーサタイル系ロッドのMLやMクラスから、ベイトフィネスタックルまで幅広く使えますよ!とのことで、オカッパリなどタックルを最小限に抑えたい時にも良さげな感じ。
どのようにテストを進めているんですか?と聞くと、ウエイト別、レンジ別、アクション別の7タイプを、ボートやオカッパリ問わずテスト。
加えて、インサートプレートの有無によるアクションの変化や、プロトの仕様で水漏れするかしないか…などを細かくチェックしている最中。
アクションについて
それでは、気になるアクションについて。
基本的にはウォブルが入った、極めて強く細かいピッチが特長。ここにクランクの要素が入っており、タダ巻きで使い切れるタイプのシャッドプラグという。
また、巻けばしっかりとアクションがロッドに伝わり「かなり使っている感がある」とのこと。
ここもかなりこだわったポイントなんだそうで、吉田さんいわく、特に冬の釣りでは1匹が出るか出ないかという厳しい条件の中、クオリティフィッシュを求めるなら1日きっちり投げ切れることが重要。”使っている感”があると、水中変化などにもすぐに気づくことができ、モチベーションを維持できるんだとか。
アクションでいうと、この2点も特筆すべき点。
ベイトタックル&太いラインで使えるという特長がある中で、ハードボトムやレイダウン、ほかカバー周りでの使用も想定内。根がかり回避能力の高さは必須条件だと。
そこで、リップの長さやボディバランスなどを調整、加えてスローフローティングという設定で根がかり回避に対応するスペックに設定しているんだそう。
また、ルアーがそもそも魚に見つけてもらえるか、集魚力はあるかという点を大事にしているという吉田さん。
雨後の濁った状況などでカバーなどにタイトに付いている魚にアピールするには、ピンでストラクチャーを狙っていく必要があるという。スピナベとかのイメージですね。そんな状況ではルアーの動き出しがかなり重要な要素と。そこで、ウエイトバランスやリップの形などの調整し、動き出しの良さを追求。
これは狙ったわけではない…そうですが、リップの長さや形など、いろんなタイプをテストしていく中で、浮き上がり時のアクションにも変化が。
スローフローティングであるとはお伝えしたとおりなのですが、最終プロトに近づいてくると、テール部分を左右に振ってアクションしながら浮き上がってくるようになったそう。
ボトムやレイダウン、カバーなどにコンタクトして、止めて浮かせる。その際にアクションしながらフラフラと浮いてくる。これ絶対効くでしょ!と。