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【いいとこってどこ?】ガイド前田の春バスを仕留めるキーは「いいとこ」を探すこと

連載:ガイド前田「琵琶湖デカバス大追跡」
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みなさんどーも、ガイド前田です。ビシバシ釣っちゃってますか?

前田純(ガイド前田)(Maeda Jun) プロフィール

マザーレイクでドデスカンサイズを追い求める、ガイド前田の愛称で親しまれる超ベテランガイド。スポンサーはデプス、ダイワ、次元、ハヤブサ、レインズ、ホンデックスなど。愛知出身・滋賀在住。

咲きましたね~!桜!昔から桜の開花が早い年はお魚たちの動きも早く、今年もやっぱり早いように感じています。

ただ、例年なら「ここで釣れるのに!」って所で思うように釣れないのはここ数年の通り。やはり、ブルーギルの少なさや気候変動による湖の変化を肌で感じ取れる琵琶湖です。

 

最近の動向

最近のガイドでは、春らしいツワリパターン(クラップクローのライトテキサスリグ)とヘビスコ(ハイパーフットボールジグの5/8オンス、3/4オンス、1オンス+バンブルシャッドやスイングインパクト)がメイン。

風や波、水の色などでバリソンミノーロングビルT.D.バイブレーション82Sイヴォーク2.0Bカスタムブルフラット5.8インチのテキサスリグ、ヘッドロックジグベコンクローなどもローテーションしています。

 

ツワリパターンはこちらを参照

ガイド前田「琵琶湖デカバス大追跡」クラップクローのツワリパターン

ポイント的には、オオカナダモやコカナダモ、クロモやセンニンモなどの新芽が激アツ。しかし、やはりウィードが少ないので、沈み物や目に見えるストラクチャー、浚渫跡やミオ筋などの地形変化にもボートが多いです。

 

「いいとこ」ってどこ?

さて本題(笑)。

私は、色々な場面で(特にツワリパターンで)、「いいとこ入ったよ!(訳:釣れる所に入ったよ!)」って言って、その後にすぐにアタって釣ることが多いです。※DVDやYouTubeをご覧ください。

 

実はその「良い所」ってのが、ゲストさんと私で違うことが多いのです。

実際にガイド中に、ゲストさんが私の真似をして「いいとこ入ったよ~」って言ってくれるのですが、それで釣れることが非常に少ないのです。

ゲストさんが言う「いいとこ」で私がそのロッドを触らせてもらうと、全然「いいとこ」に入っていなくて、私が「いいとこ」に入った時にゲストさんにロッドを渡すと、ゲストさんは「???」って感じ。

どういうことかというと、ゲストさんたちの感じる「良い所」と私の感じる「良い所」が違うってことなんです。

もちろんゲストさん(特に長年私のガイドに通ってくれている常連さんなど)によっては、完璧に把握してくれてる方もおられます。そんなゲストさんはそりゃもうボコってくれるので楽なガイドとなります。

 

かなりクセモノな「いいとこ」

この「いいとこ」ってのが、実はクセモノなんです。その年によって違ったり、エリアによって違ったり、ひどい時には日によって違うこともあります。

例えば、フラットの中のハードボトムが良かったり、フラットの中の特定のウィードがよかったり、浚渫跡の中のブレイクの途中の岩が良かったり…と、例をあげればキリがないくらい(笑)。

 

ぶっちゃけ正直なところ、僕の言う「いいとこ」、コレはガイドに来ていただいて覚えて帰ってもらうしかないと思っています。

とまぁそんな感じなんですが、キリがないとお伝えしたように、自分なりの「いいとこ」は探せばいくらでもあるはず。みなさんも、そんな場所を見つけて春の釣りを楽しんじゃってくださいね~!

ではまた!

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