ライトゲームは、もともと扱うリグが繊細だったり、ごく小さな潮を変化やバイトを感じる必要はあったりと、とにかく繊細さが必要とされることが多い釣りだ。そのため、タックル自体の総重量、バランスのよさが特に重視される。
ロッドの重量、リールのハンドル、各パーツの軽量化など、イジるところが多く、そこがまた楽しいところ。まさにセッテイングの妙味を味わえるゲームだ。
そんなライトゲーム系パーツの世界において、かなり注目なアイテムがオフィスZPIから登場する。
それがライトゲーム専用超軽量ハンドル「シーファンネル」だ。
ちなみにこの「シーファンネル」は、超ライトゲームフェチとして知られる藤原真一郎氏とZPIが共同開発とのこと。
気になる特長は以下の通り。
「シーファンネル」は、ライトゲーム同様に超繊細さが求められる釣りであるエリアトラウト用ハンドル「ファンネル」をベースに新設計。ハンドル長、ノブ形状、特殊表面処理(海水対応)を施した完全ライトゲーム仕様。
ラインナップは、単体ジグヘッド(ジグ単)用(39mm)とフロートリグ用(51.5mm)の2モデル。
両モデルともライトゲーム時に頻発する小刻みな「巻く、止める」という動作が、よりクイックかつ、ストレスレスで、レスポンスよくできることを重視した、シングルハンドル設計だ。
藤原氏によると、ジグ単モデルは1000番クラスのリールでの使用をイメージ。フロートモデルは2000番クラスのハイギアリールでの使用をイメージしていて、両モデルとも純正ハンドルよりも約10g程度は軽量化されているそう。
巻きゴコチに関しては、とにかく軽いのに加え、左右のブレが全くないので、巻く時の抵抗(テンション変化)がすごく分かりやすいそう。つまり、今まで感じれらなかった変化(潮流の変化やバイト)などもビンビンに感じられるため、さらにライトゲームが面白くなるとのことだ。
39mm、51.5mmというハンドル長もかなり絶妙で、実際に巻いてみるとその違いは歴然だそう。
予価は14,500円(税抜)で、初夏にはリリース予定とのことだ。
▼「シーファンネル」は、超ライトゲームフェチとして知られる藤原真一郎氏とZPIが共同開発。ちなみに藤原氏は、がまかつラグセ・プロスタッフ、アルカジックジャパン・ブランドビルダー、サンライン・フィールドテスターとして、ライトゲームロッド「ラグゼ宵姫EX」シリーズや、超釣れ釣れ特殊フロート「シャローフリーク」、ライトゲーム用PEラインの超定番「スモールゲームPE-HG」など、数々の秀逸アイテムの開発に関わっているだけに、今回の「シーファンネル」もかなり期待できそうだ。