2020年登場したラグゼのアベンジプロップ80。
開閉式のダブルウイングを搭載し、波動・水しぶき音・プロップの回転の金属音など多数の性能が盛り込まれたプロップベイトです。
そんなアベンジプロップに2021年、新色が追加されます!
追加されるカラーはオーロラギル・シースルーチャートバック・マジックミラーワカサギ・マブナの4色。
ナチュラル系やフラッシング・視認性の高いラインナップとなっています。
今回はアベンジプロップ80の性能と新色についてご紹介していきます。
開閉式のダブルウイングの性能!
このアベンジプロップ80の最大の特長は開閉式のダブルウイング。
巨大なウイングはより大きな波動も水しぶき音も起こせますが、その大きさ故、風の抵抗を受けやすく飛距離が出しにくい問題がありました。
そんな問題を解決し、アピール力を維持しながら飛距離も出すことができるのがこの「アベンジプロップ80」に搭載の開閉式のダブルウイングになります。
このアベンジプロップ80はもともとはアメリカのプロップベイトでしたが、ラグゼのルアーデザイナー赤松さんがアベンジチューンを施し、この開閉式のウイングが誕生しました。
この開閉式のウイングはキャスト時は上の画像のように折りたたまり、着水後からのリトリーブではウイングが展開し波紋を起こします。
実はこのプロップは飛距離のほかにもう一つのメリットがあります。
それは、バイト時のフッキング率のUPです。
バイト時にもこのウイングが閉じることでフッキングが決まりやすくなるというもの。
トップウォーターへのバイトの場合、バスは周囲一帯の水ごと飲み込むため、ウイングがあることでフックがバスの口に入りにくく、掛からないことも多々起こります。
そうした問題もこの開閉式ウイングであれば解消してくれます。
ちなみに搭載フックはフロントにラグゼの「トレブルRB M」の#7、リアに「トレブルSP M」の#4。
摩擦抵抗が少ないナノスムースコートに加え、極小のバーブのマイクロバーブなど掛かりの良さは抜群です!
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金属がこすれるスクイーク音を発生させるインジェクション部
開閉式のウイングに注目が集まりがちですが、もう一つ注目したいポイントがボディのインジェクション部。
実はこの部分こそ赤松さんのこだわりポイントで、通称「赤松チューン」が施されています。
じつはこのインジェクション部には2枚のワッシャーが搭載されています。
このワッシャーがあることでアクション時には金属がこすれるスクイーク音を発生させ、アピール効果をさらにUPさせています。
またワッシャーによりウエイトが増して着水後は尻下がりの姿勢をキープ。
レスポンス性も上がり、プロップの水噛みも良くなるなど、より高性能なルアーへと進化しています。
アベンジプロップのスペック
レングス:80mm
ウエイト:18g
価格:1,500円(+税)
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