通年通して楽しめるマダイを狙ったタイラバゲーム。
エリアのよっては産卵絡みで大型マダイが期待できる、春のノッコミを迎えるタイミング。
今回紹介するのは天龍「レッドフリップ」。
乗せから掛け、ベイトにスピニングと幅広いラインナップが揃うロッドとなっています。
幅広いラインナップ
レッドフリップを見ていくと「乗せ」系ベイトロッドが4機種、「掛け」のベイトロッドが2機種。そしてスピニングの掛けが2機種という展開。
乗せだけでなく掛けタイラバにマッチする機種があるばかりか、バーチカルなのかドテラなのか、フィールドの水深などを考慮したラインナップといえます。
天龍公式レッドフリップ詳細ページはこちら
各機種のスペック
TYPE | LENGTH ( m [ft]) |
PCS. | CLOSED LENGTH (cm) |
LURE WT (g) |
LINE (lb) |
PE (号) |
DRAG MAX (kg) |
REAR GRIP LENGTH (mm) |
ROD WT (g) |
PRICE |
B | 1.80[5’11 | 1 | 180 | MAX120 | MAX2 | 0.6-1.2 | 3 | 425 | 139 | ¥31,000 |
ミディアムライトの掛け調子がこちら。
マッチするフィールドは浅場(50m以浅)でバーチカル、そこでの掛けタイラバにマッチ。
感度とフッキングレスポンスを求めたショートレングスで、瞬間的な掛けを可能にするファーストテーパー。
浅場での掛けに特化したモデルといえます。
TYPE | LENGTH ( m [ft]) |
PCS. | CLOSED LENGTH (cm) |
LURE WT (g) |
LINE (lb) |
PE (号) |
DRAG MAX (kg) |
REAR GRIP LENGTH (mm) |
ROD WT (g) |
PRICE |
B | 1.80[5’11”] | 1 | 180 | MAX140 | MAX20 | 0.6-1.2 | 3 | 425 | 143 | ¥31,500 |
掛け調子ながら、「ML」よりもう少し深いエリアや一般的なドテラタイラバで掛けにいくならこのモデル。
ショートレングスでファーストテーパーなのはML同様ながら、守備範囲の広い早掛け対応のスタンダードモデル。
TYPE | LENGTH ( m [ft]) |
PCS. | CLOSED LENGTH (cm) |
LURE WT (g) |
LINE (lb) |
PE (号) |
DRAG MAX (kg) |
REAR GRIP LENGTH (mm) |
ROD WT (g) |
PRICE |
B | 1.98[6’6″] | 1 | 198 | MAX100 | MAX16 | 0.6-1.0 | 2 | 425 | 146 | ¥31,000 |
RF661B-Lはザ・スタンダートといえるモデル。
ワンピースモデルで細身なブランクで、オートマチックに乗せやすくブレも少なくファイトも楽。細身になることで感度面も向上。乗せの王道といえるロッドといえます。
TYPE | LENGTH ( m [ft]) |
PCS. | CLOSED LENGTH (cm) |
LURE WT (g) |
LINE (lb) |
PE (号) |
DRAG MAX (kg) |
REAR GRIP LENGTH (mm) |
ROD WT (g) |
PRICE |
B | 1.98[6’6″] | 1 | 198 | MAX120 | MAX20 | 0.6-1.2 | 3 | 425 | 136 | ¥31,500 |
同レングスのLと比較しワンランクベリーとバットに力を持たせたモデル。ティップはソフトで違和感を与えずにマダイを乗せやすいのはもちろん、ドテラでの乗せをアシストしてくれる対応力が魅力。
TYPE | LENGTH ( m [ft]) |
PCS. | CLOSED LENGTH (cm) |
LURE WT (g) |
LINE (lb) |
PE (号) |
DRAG MAX (kg) |
REAR GRIP LENGTH (mm) |
ROD WT (g) |
PRICE |
B | 2.36[7’9″] | 2 (O.S.H) | 184 | MAX100 | MAX16 | 0.6-1.0 | 2 | 425 | 155 | ¥33,500 |
さらにオートマチックに乗せるためのロングレングスがこちら。非常にしなやかなティップは感度と食い込みのよさを併せ持つ。とにかく違和感なく乗せたいというシチュエーションにもってこい。
TYPE | LENGTH ( m [ft]) |
PCS. | CLOSED LENGTH (cm) |
LURE WT (g) |
LINE (lb) |
PE (号) |
DRAG MAX (kg) |
REAR GRIP LENGTH (mm) |
ROD WT (g) |
PRICE |
B | 2.36[7’9″] | 2 (O.S.H) | 184 | MAX120 | MAX20 | 0.6-1.2 | 3 | 425 | 155 | ¥34,000 |
同レングスのLと比較し、違和感なくマダイを乗せつつ大型マダイにも主導権を握らせないのがこちらのML。
バットパワーとフッキング性能が高く、ドテラ流しにも対応する。
TYPE | LENGTH ( m [ft]) |
PCS. | CLOSED LENGTH (cm) |
Cast Max (g) |
LURE WT (g) |
LINE (lb) |
PE (号) |
DRAG MAX (kg) |
REAR GRIP LENGTH (mm) |
ROD WT (g) |
PRICE |
S | 2.03[6’8″] | 2 (O.S.H) | 159 | 70 | MAX120 | MAX20 | 0.6-1.2 | 3 | 400 | 155 | ¥33,500 |
水深50mまでの比較的浅いエリアで、早掛けを得意としたスピニングモデル。
キャストをして斜めにタイラバを引くことで、バーチカルより広い範囲を探る釣りが可能。潮流が緩いエリアでのドテラ流しにも活躍します。
TYPE | LENGTH ( m [ft]) |
PCS. | CLOSED LENGTH (cm) |
Cast Max (g) |
LURE WT (g) |
LINE (lb) |
PE (号) |
DRAG MAX (kg) |
REAR GRIP LENGTH (mm) |
ROD WT (g) |
PRICE |
S | 2.24[7’4″] | 2 (O.S.H) | 179 | 90 | MAX140 | MAX20 | 0.6-1.2 | 3 | 400 | 134 | ¥34,000 |
潮流や風により船を流すドテラ流しで、早掛けを得意としたスピニングモデル。
ロッド全体に張りを持たせ長くラインを出す状況でも早掛けを可能とし、RF682S-MLより広範囲を探ることが可能。
強い潮流と大鯛の引きにも負けないバットパワーが魅力です。
各機種の使い分け
乗せと掛けでそれぞれ4機種ずつラインナップされいているレッドフリップ。
ここではその使い分けについて解説していきます。
まず乗せの機種はRF661B-L・RF661B-ML・RF792B-L・RF792B-MLの4本。
掛けに関してはRF5111B-ML・RF5111B-M・RF682S-ML・RF742S-Mの4本になります。
RF661B-LとRF661B-MLは乗せの中でも、浅めのバーチカルがメインフィールドならRF661B-Lを深めのバーチカルやドテラ流しの船にも乗る方ならRF661B-MLがオススメ!
RF792B-LとRF792B-MLに関しては長さを活かした乗りの良さとバットの強さを追求したロッドで、従来のラインナップにはなかなかなかったラインナップになっています。
RF792B-MLの場合はドテラの払い出しの潮で使ってもフッキングパワーも十分に備わっているので、対応可能となります。
掛けのなかでも注目はRF5111B-MLとRF5111B-Mの2機種。
この2機種は完全早掛け仕様で作ったロッドで、とにかくフッキング速度に特化したモデルです。
最初のアタリでアワセを推奨しているロッドですが、実際は少し遅れても十分にかかってくれるほどの掛けの速度が速い仕様になっています。
MLは水深50m以下で、Mは水深50m以上での使用がオススメ。
テスト中の実釣の様子はこちら。
RF682S-MLとRF742S-Mは早掛け仕様のスピニングモデルです。
MLはバーチカルメインでのアンダーキャストを得意としており、Mはドテラを得意としています。
スピニングモデルの早掛け実釣の様子はこちら
使い分けの詳細は天龍公式スタッフブログで公開されています。
天龍公式スタッフブログ「タイラバ・タクティス Vol.19」詳細ページはこちら