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deps「WAKASAGI BAIT」ストーリー【ワカサギの爆発力】/Case③:喜多野朋作

寄稿:喜多野 朋作
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春のバス釣り特集2021

ワカサギパターン攻略

ポイントが絞れてきたところで、続いては気になる釣り方について。

弱ったワカサギを演出するルアー&アクションは

漂う様に水面直下をふらふらしている弱ったワカサギを捕食している…とは前述の通り。 そんなワカサギを演出する上でキーとなるアクションやルアー性能は?というと…

1:水平に浮き漂える事

2:水面直下をスローにi字に引ける事

3:浮き上がった際にワカサギが出す水紋を演出できる事

この3つが今の時期のワカサギパターンの基本となります。

それぞれ説明すると…1つめは産卵を終えて弱ったor死んだワカサギが水面を漂うイメージ。2つめが水面直下をギリギリの力で泳いでいるワカサギのイメージ、そして、そういったワカサギは長い距離を移動できずにスグに浮き上がる、3つめはそのイメージを演出したものになります。

これらの動きを演出できるルアーが「ワカサギベイトF」。このフローティングモデルは軽くダイブさせる事によりスローに水面直下をi字に引け、水面では水紋を簡単に出せる様に設計されていますので、誰が使ってもこの時期にキーとなるアクションを演出可能です。

したがって、ルアーに加えるアクションはステイ→スローに引く→止めて水紋を出す…を繰り返すだけ。初心者の方でも春のモンスターバスをゲットするチャンスがあるルアーというわけです。

 

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「ステイ時間」「合わせのタイミング」「ロッドチョイス」もキモに

アクションの他に重要なこととして、地形を良く見てステイの時間を調整することを意識してみてください。水深が深ければ深いほど、バスが見つけて追わせるまで時間を考慮し長く漂わせる事が必要になりますからね。

狙うポイントは砂地ならブレイクライン、岩場やストラクチャーではタイトに!が基本です。浅い場所などでは、ウインドサーフィンの要領で風を使って水面をスーっと水紋を出しながら流すのもアリ! 黒い巨体が追いかける様に浮いて来たらドキドキです(笑)

 

そしてもう一つ。この釣りは合わせのタイミングにコツがあります。

PEラインにフロロリーダー(適度な重さで姿勢を安定させるバランサーの役目をします)を使うのですが、ラインスラッグが出すぎたまま合わせると、フックまで力が伝わらずフッキングできません。バスがルアーを咥えて反転し、潜ったタイミングで全力巻き合わせ、魚の重みを竿に乗せてフッキングさせるイメージで合わせてみてください!

ロッドとのバランスも重要。もちろん好みにもよりますが、私は飛距離・乗り・トルクの観点からサイドワインダーHGCS-65MLR レーザーウィッパーを多用します。あまりスローテーパーで無く振り抜けの良い細身のロッドが良いと思います。

Length:6’5” 1piece|Lure Weight:1/32~3/16oz|Line:2~5lb|Braided Line:6~12lb|Action:Medium Light Regular Taper|Grip Length:335mm(Grip脱着不可)|自重:約95g|Price:¥43,000(税込¥47,300)

 

ラインシステムやルアーカラーについて

もう1匹、後1匹を釣るために、僕が気にしていることを少し。

ラインシステム

基本的に小さなルアーを投げるわけですから、ポイントまでの飛距離がアドバンテージになります。

そこで、僕のセッティングはPE0.6+リーダーにフロロ5lbを60cm前後取るようにしています。リーダーが長すぎると結束部分がガイドに干渉してしまい、飛距離低下やトラブルの原因となるので注意が必要です。

また、リールのドラグは合わせると軽く出るぐらい、ハンドドラグでサポートするようなセッティングにすれば身切れによるバラシが減ります。このセッティングでロクマルぐらいまで問題ないですね。

 

カラーチョイス

ワカサギベイトは現在、視認性の良いカラーからリアル系まで8色がリリースしています。

ワカサギベイトFは基本浮かせて使用します。そこでカラーに迷った場合はルアーを下から見上げた時のお腹側のカラーを意識して、ナチュラル系やアピール系などローテーションすると良いと思います。

ちなみにローライト時はアピール力の高い、ホログラムが入ってフラッシングが強いカラーをチョイスしてみてください。

 

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