春バスシーズン真っ只中。
スポーニングを意識したバスはエサを求めてシャローを泳ぎ回り、1度で沢山の栄養分を摂るため、比較的大きめなベイトを捕食します。
さて、そんな春バスを攻略するのにピッタリなメソッドが最近ブームになってきています。その名も「ボリュームベイト」。
聞いたことがある方も居れば、何だそれ?と思う方も居るでしょう。ただ、このメソッドを知っているだけで春バス攻略に一歩近づけるはず!
そこで! 今回は「ボリュームベイト」について詳しく知る、O.S.Pプロスタッフの浦川 正則(ウラカワ・マサノリ)さんに色々教えていただくことができましたので、ここで紹介していきたいと思います!
ボリュームベイトとは?
まず初めに「ボリュームベイト」の基本的なことについてご紹介。
ボリュームベイトとは、O.S.Pの「ハイピッチャーMAX」にボリュームのあるワーム、「ドライブシャッド」や「ドライブスティック」をトレーラーワームとして組み合わせた名称!
Weight | Type | Color | Price |
3/8oz.(ブルー),1/2oz.(レッド),5/8oz.(イエロー),3/4oz.(グリーン) | TW・DW | 15色 | 1,320円(税込) |
O.S.P公式「ハイピッチャーMAX」詳細ページはこちら
Length | Color | Count | Price |
3.5in/4in/4.5in/6in | 36 | 7(3.5in)/6(4in)/5(4.5in)/4(6in) | 858円(税込)エコトーナメント対応モデル(Fマーク有) |
O.S.P公式「ドライブシャッド」詳細ページはこちら
Length | Color | Count | Price |
3in・3.5in・4.5in・6in | 54 | 10(3in)・8(3.5in)・7(4.5in)・6(6in) | 858円(税抜)エコトーナメント対応モデル(Fマーク有) |
O.S.P公式「ドライブスティック」詳細ページはこちら
大きめのトレーラーワームを装着することで、ルアー自体のボリュームが増し、リトリーブ時に水の抵抗を受けやすくなります。
そうなると、レンジキープ力が向上するので浅いエリアでも快適に扱うことができ、アピール力も上がるのでバスからルアーを見つけてもらいやすくなります。
浦川さん自身、昔からスピナーベイトにはトレーラーワームを装着することがほとんどで、「ドライブシャッド」や「ドライブスティック」が無い時代はグラブなどを装着していたそうですよ!
それが今や「ボリュームベイト」と言う名で広く知られるようになりました。
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ボリュームベイトの基本セッティング
では、実際に浦川さんが普段使っているボリュームベイトの基本セッティングについて紹介していきます。
ここ最近は「ハイピッチャーMAX」に「ドライブシャッド(4in)」の組み合わせが多いそうで、状況によってはサイズを下げて3.5inを装着することも。
そして、普段の主軸にもなっている「ドライブスティック SPEC2」のセッティングと何もトレーラーをセットしない計4パターンを状況に応じながらローテーションしているそう。
Length | Color | Count | Price |
3in・3.5in・4.5in・6in | 33 | 10(3in)・8(3.5in)・7(4.5in)・6(6in) | 858円(税込)エコトーナメント対応モデル(Fマーク有) |
O.S.P公式「ドライブスティック SPEC2」詳細ページはこちら
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春に何故有効なのか?
皆さんが最も気になっている質問だと思います、 何故「ボリュームベイト」が春に有効なのか? その理由は一言! 春バスはデカいエサを好んで捕食しているから。
それに加えてゆっくりリトリーブできるので、トレーラー無しよりもスローにジックリ見せてバスを誘うことが可能です。
タイミングですが、冬のクリアな水質から春の水に色が付くタイミングで是非使ってほしいとのこと。
更に風の強いタイミングもオススメだと話していました。水に色が付くのも結局は風によって起こるものなので、風が強い時にスピナーベイトが効くというのはやはり鉄則だそうです。
特にボリュームベイトは重量感があって「ハイピッチャーMAX」独自の大きいブレードにより、風が強くても非常に扱いやすいそうですよ!
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通すエリアは普段のスピナーベイトと同じでOK。
ただ、ボリュームベイトとして装着しているワームは横幅が広くて高比重なものが多いので良く飛びます。そして、障害物にコンタクトしても姿勢を崩しにくいのでスタックしにくいそうです。つまり、よりカバー周りをタイトに攻めることができます!
ルアーに重量がある分、足場の高いフィールドでも手前までシッカリ巻いてこれるのもボリュームベイトのメリット。
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ハイピッチャーMAX以外でボリュームベイトとして使用する時はある?
「ハイピッチャーMAX」以外でボリュームベイトは成立するのか? 実際のところ、オリジナルの「ハイピッチャー」にトレーラーワームをセットして使うことがあるそう。
これはいわゆるコンパクト版のボリュームベイトで、小規模フィールドで使うのがオススメ。
「ハイピッチャーMAX」が無かった時代などはオリジナルをメインにしていたそうで、その頃からボリュームのあるワームをセットしていました。
Weight | Type | Color | Price |
1/4oz(7.0g)ホワイトビーズ、5/16oz(9.0g)ブラックビーズ、3/8oz(11.0g)ブルービーズ、1/2oz(14.0g)レッドビーズ、5/8oz(18.0g)イエロービーズ 1oz(28.0g)ピンクビーズ | TW DW DC(1ozのみ) | 23色 ※1ozは10色 | 1,155円(税込) ※ECOモデル:1/4oz・3/8oz・1/2oz 1,375円(税込) ※1oz 1,265円(税込) |
O.S.P公式「ハイピッチャー」詳細ページはこちら
「ドライブシャッド」や「ドライブスティック」を単体で使って裂けた時にも捨てず、裂けている部分をカットして「ハイピッチャー」に装着して再利用することもあるそう。確かにその使い方は有効ですよね!
春に効くなカラーは?
春のオススメカラーを尋ねると、春に有効なカラーというのは正直無いとのこと。年中カラーローテーションはブレずに一定と話していました。
実際どういうカラーローテーションをしているのかを伺うと、まず初めにチャート系は外せないと話していて、とにかく最初に投げるカラーだそうです。
この系統のカラーは水に対して一番派手なカラーで、魚からも見つけてもらいやすいという理由でチャート系を初めに使用。
チャート系で派手すぎる場合は、白から小魚に似たシャッド系へとナチュラルカラーへ変えるそうです。
また、春は赤系が効くというよりかは、水が濁りやすい傾向があるので茶色く濁った状況ではこの赤系(C.B.ブラッディシャッド)がかなりヤバいそうです。
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ボリュームベイトを使う時にタックル
浦川さんがボリュームベイトで釣りをする際に使用しているタックルは以下の通り! ロッドは重量のあるボリュームベイトをシッカリ投げれるようにMHがオススメ。
ラインは太すぎず細すぎずのフロロカーボンライン14Lb辺りがベスト。
ロッド:グラディエーターマキシマムGX-72MH+Cバルトロheat2【レイドジャパン】
リール:スティーズ A TW ギア比6.3【ダイワ】
ライン:シーガーR18フロロリミテッド14Lb【クレハ合繊】
初めて使う方へのアドバイス
最後に、初めて使う方へ一言お願いしてみました。
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正に今が旬のメソッド「ボリュームベイト」。是非! 一発デカイ魚を獲りたい方は試してみてくださいね!