ショア、オフショア問わず、全釣り人の必需品「ライフジャケット」。
これまでにシリーズとして3回に渡り、その重要性や安全性をお伝えしてきました。
…さて。お気付きになられましたか? 会社の設立から86年、Bluestorm製品販売開始から15年。2021年の今年、実はブランドロゴが変更されています。
企業にとってのブランドロゴ変更は、一般にその売上を左右すると言われるほどに重要であることは周知の事実。 とりわけ安全性にこだわり続けてきた同社のブランドロゴの変更にはどんな想いがあったのか、そしてそのこだわりは。
こちらも、担当の方に伺わせていただいております。
新しいブランドロゴに込めた想い
2021年アングラー向けライフジャケットブランド、Bluestormのロゴが変わります。
旧ロゴ
新ロゴ
新しいロゴは、よりフィッシングシーンにマッチした製品を皆様にお届けしたいという願いから、太軸の釣り針をモチーフにしたデザインへ変更。
では「そもそもBluestormってどんなブランドなの?」という方に、ブランドが立ち上がった経緯から説明します。
ブランドの立ち上げは2002年、高階救命器具のアメリカ現地法人TAKASHINA U.S.Aでのことです。当時のライフジャケットは汎用的なものが多く、各アクティビティに特化したギアは少数。
そこで既存の製品には無い付加価値持った製品を長年のライフジャケットづくりで培った技術と知識で開発しようとBluestormブランドは誕生しました。ブランドを立ち上げ、まず初めに取り組んだのはヨット・セーリングギアでした。
ヨット・セーリングギアに求められるのは、過酷な天候のもと航行するアクティビティという性質上、製品には高い安全性と機能性が求められました。
4年後の2006年、ヨットセーリング・ギアで培った技術を元に、日本国内でフィッシングギアブランドとして本格的に活動を始め、2008年には独自の安全設計で特許を取得した、腰巻タイプの膨脹式ライフジャケットを発売。
そして今日に至るまで、当時考案された安全設計はアップデートを繰り返しながら現在の製品に反映し、広くアングラーにご利用いただけるようになりました。
ブランド立ち上げから19年が経ちましたが、当初に掲げた理念にブレはありません。ブランドロゴの変更に込めたのは、自社内で開発・設計・製造ができるというメーカーの強みを活かし、ファミリーからプロフェッショナルまでより多くのアングラーから愛される製品をこれからもお届けしたい。という想いなんです。
安全性にこだわった製品をつくり続けてきたBluestorm。そして、より多くのアングラーから愛される「よりフィッシングシーンにマッチした製品」をこれからも届けたいという想いを込めたブランドロゴの変更。
この先、全釣り人共通で「あ、このロゴが入っていれば安心だ」と。 そう認識される日も遠くはないのかもしれません。
ブルーストーム