日本を代表するビッグレイクで、日本で随一のデカバス出現レイクとして知られる琵琶湖。
そんな琵琶湖での釣りをマンキツするためのパターン(釣り方、ルアー)を紹介します。
出典:琵琶湖のバス釣り完全ガイド・シーズン5
今回紹介するのは、ワイヤーベイトパターン
波動、音、フラッシング、3つのファクターが融合したハイアピール系ルアーの決定版といえるのがワイヤーベイト!そんなワイヤーベイトの荒釣れパターンを巻きモノ大好物なプロガイド3人(松下雅幸さん、杉戸繁伸さん、宮廣祥大さん)が解説!
※各パターンは以下のリンクからアクセスできます!
松下雅幸「縦ストに効く!マツバズテク」
杉戸繁伸「ウイードエリアで数を伸ばす!ジグスピナー攻め」
宮廣祥大「ビッグに効く! ヘビースピナベスローロールゲーム」
解説=松下 雅幸 Masayuki Matsushita
●琵琶湖ガイド情報●
MBLOWガイドサービス ガイド受付☎090-6462-3844
出船マリーナ BBNアヤメボートパーク(野洲市菖蒲262ー189)
ガイドエリア 全域
ブログ http://ameblo.jp/mblow/
使用ボート…トライトンTR21X
遊漁船登録番号:滋賀119号
釣行に役立つオススメ情報サイト…「ウェザーニュース」
琵琶湖オススメランチどころ…長命寺港のうどん屋
パターン解説
マツバズを使ったこの釣りでは、縦に伸びたウイードやマット状にできたウイードの下などのシェードに付くバスを狙います。
出典:デプス公式マツバズ詳細
具体的には南湖、北湖ともに水面まで伸びたエビモやフサモ、カナダモマットなどです。それらのシェードでサスペンドしながら、水面近くでパクパクしているギルや、アユやハスなどを狙うために隠れているバスを狙います。
基本的には水面の釣り+スピードのある釣り方なので、縦ストラクチャーやウイードをできる限りタイトに通します。ウイードやストラクチャーなどから離れると、バスを浮かせる時間が必要となり、ルアーを追いきれないバスをバイトに持ち込むチャンスが少なくなってしまいます。
イメージとしては、バズベイトの音と波紋で小魚の群れを演出して、水面直下に隠れているバスにウイードの中にベイトが入ってきた!
っと思わせるようにアピールさせます。
夏は、朝イチなど表水温が少し低く、バスが広い範囲を動ける時間帯が有利です。日中になるとさらにシェードが濃いマットの下に隠れたり、深く潜ってしまうので、バズベイトは不利になります。
逆に、表水温が下がりはじめる秋は、酸素濃度も多く、バスが活発に広い範囲を動くようになります。そんなタイミングでは、朝イチや夕マヅメ以外でも、1日中バズベイトでのチャンスがあります。
バズベイトをトレースする際は、基本的に8-9割ほどは水に浸かっていて、1割ほどが水面にでるぐらいのスピードで巻くのがベストです。浮きすぎてしまうと水を噛まないのでアピール力が落ちてしまい、沈めすぎると音がでにくくなってアピール力が落ちてしまいます。巻きスピードは釣果に直結する大事な部分なので気をつけてください。
琵琶湖ではウイード攻略がベースなので、僕はPEラインを使います。軽い力でスルスルとウイードを抜けてくるのでオススメです。
シチュエーション解説
狙いは水面まで伸びたエビモやフサモ、ウイードマットやまばらなヒシモです。その条件に、プカプカしているギルや、アユやハスなどのベイトがウイードの中に入っていれば、炸裂しやすい場所となります。
水面に見えるウイードやクイ、橋脚などの目で見えるカバーを狙うのが一番効果的で、何もないオープンウォーターでは水面とインビジブルストラクチャーとの距離があるため、巻き続けて誘うバズベイトのようなスピードの速い釣りは不利となります。
夏は表水温が高く、酸素濃度が水面近くは低いため、朝イチやシェードが濃く水温が少しでも低いマット周りがメインとなります。秋は比較的、表水温が下がり、水面近くの酸素濃度も増えるため、マット周り+シェードが少なめなエビモやフサモも可能性大となります。
表水温が高すぎず、目で見えるカバーがあれば狙う価値はあるというふうに覚えておいてください。
ベストマッチルアーはコレ!
マツバズ【デプス】
トルクのある水押し+小魚の群れをイメージした音が効果的です。太いワイヤーを使用しているので、カバー周りでPEラインを使った釣りも安心して行うことができます。
出典:デプス公式マツバズ詳細
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松下雅幸のマツバズ使用タックル
■使用タックル…ゲインエレメントGEー71MHR・「フリッピングエレメント」(デプス)+アンタレスDC・HG(シマノ)+シューター・ステューター55Lb(サンライン)