各地でバチ抜けの報告が聞かれる今の時期。
全国のシーバスアングラーにとっては待ちに待ったシーズンとなりました。
現在、様々なメーカーでこのバチ抜けパターンを狙ったルアーが登場しています。
今回はそのなかでもエクリプスの「バロール」をピックアップしてご紹介!
このバロールはエクリプスプロスタッフ前田泰久さん監修のシンキングペンシル。
サイズは90と130の2サイズが展開しています。
ここではそれぞれの使用方法やシチュエーション、使い分けについても解説していきます!
バチ抜けを知ることで誘い方をマスター!
このバチ抜けとはイソメなどのゴカイ類が産卵のタイミングで砂の中から這い出て、水面を浮遊することを呼びます。
バチが抜けているタイミングでは、水面を照らすと無数のゴカイやイソメが泳いでいるのが目視で確認できます。
冬に産卵時期を迎えるシーバスにとって、このバチ抜けは体力回復も兼ねての貴重な栄養資源。
特に汽水域近辺でバチ抜けは起こるため、シーバスにとっても絶好のシチュエーションとなります。
バチ抜けのタイミングは冬から春の時期に行われ、その土地によっても様々。
おおよそ12月から翌年の6月頃までと幅広いので、アングラー同士での情報交換や釣り場近くの釣具店で確認するのがオススメです。
タイミングとしては一般的に大潮~小潮の潮がよく動くときの日没後といわれ、満潮からの下げの時間帯が狙い目。
狙い方は基本的にドリフトが主体となり、バチが潮の流れに乗っていくので、流れにのせながらのアピールが効果的です!
スローに表層を攻略できるバロール90!
さて、バチ抜けについての前置きが長くなりましたが、ここからはバロール90の性能について。
このバロール90はシンキングペンシル、ボディは90mmとバチ抜けにピッタリのサイズ感です。
レンジは0~40cm、反り返ったボディに固定後方重心により浮き上がり姿勢をキープできるので、まさにバチ抜けパターンにマッチする性能になっています。
シーバスの捕食レンジを維持しつつもスローに表層を引けるので、流れにのせながらドリフトで狙うのに最適です!
アクションはスローに引けばテール振らずにボディがロール、ミディアム~ファストリトリーブで速度を上げればパタパタと軽やかにテールを振るスイングアクションに変化するので、バチ抜け以外のサヨリパターンなどでも活躍できる性能になっています。
ドリフトがイマイチ苦手という方にもご安心!
バロール90・130ともにヘッド部分はシャローランナーのようなカップ状になっているため水を掴みやすく、適度な引き抵抗をアングラーの手元に伝えてくれます。
スローで表層を引きながら流れの強弱が把握しやすいので、ドリフトの感覚がつかめない方にも安心して使ってもらうことができます。
Length:90mm
Weight:13g
Hook:がまかつSP-MH#6
Ring:#3
Price:¥1,800+税
エクリプス公式バロール90の詳細ページはこちら。
潮の流れが速いときの切り札バロール130!
続いてバロール130の性能について。
基本性能はバロール90と同様で、サイズアップしたモデルになります。
では、90と130でどのように使い分けるのか?この点について紹介していきます。
性能は基本同じですが、一番のポイントはボディサイズとそれに伴う浮力性能です。
ウエイトも90は13gに対し、130は20gと飛距離面でも大きなアドバンテージとなります。
ボディのレングスは130mmになった分、厚みを減らしスリムな形状に変更され、空気抵抗も受けにくく、90では狙えなかった範囲まで飛ばすことができます。
そして一番のポイントはサイズがアップしたことで浮力性能もUPしたところ。
バチ抜けは前述した通り、潮の流れが大きく影響してきます。
当然エリアによっては潮の流れが速く、90では流されてしまう場面も発生してしまいがち。
そんなときにこの130のサイズが活きてきます。
スローリトリーブでもレンジが入りすぎない、うっすらと引き抵抗を感じることができるので、スレたシーバスでもしっかり狙うことができます!
ぜひバチ抜けを狙うときは90のサイズと併せて130も用意しておきましょう!
ength:130㎜
Weight:20g
Hook:がまかつSP-MH#6
Ring:#3
Price:¥1,980+税
エクリプス公式バロール130の詳細ページはこちら!