日本を代表するビッグレイクで、日本で随一のデカバス出現レイクとして知られる琵琶湖。
そんな琵琶湖での釣りをマンキツするためのパターン(釣り方、ルアー)を紹介します。
出典:琵琶湖のバス釣り完全ガイド・シーズン5
今回紹介するのは、ラバージグパターン
ラバージグは巻いてヨシ! 落としてヨシ! な高すぎる汎用性が最大の武器! ガツンとした肉食系バイトを味わったら最後…もうラバジの呪縛からは逃れらない! デカバス捕獲率バリバリな最強パターンを、ガチ釣りガイドの3人がここぞとばかりに大胆解説!
独自のワーミングパターンを解説してくれるのは大西健太さん、庄司潤さん、上田直紀さんという3人の有名プロガイドの面々!
※各パターンは以下のリンクからアクセスできます!
大西健太「魅惑の波動でデカバスを狙う スイミングジグ攻略テク!」
庄司潤「ギルをイミテートした ラバジメソッド」
上田直紀「食いあげバイト!ウィードエリア水面直下デカバスぶっこ抜きメソッド!」
解説=大西 健太Kenta Onishi
●琵琶湖ガイド情報●
OKガイドサービス=ガイド受付http://ok-kenta.com/
出船マリーナ:アークロイヤルボートクラブ(大津市衣川1丁目35-8)
ガイドエリア:全域。主に南湖
ホームページ:http://ok-kenta.com/
ブログ:http://ameblo.jp/kenta-bass1091/
使用ボート:スキーターZX250
遊漁船登録番号:滋賀第50号
釣行に役立つオススメ情報サイト=アプリのtenki.jp・ウェザーニュース。琵琶湖河川事務所(biwakokasen.go.jp)で放水量や水位などを確認
琵琶湖オススメランチどころ=ホテル井筒内のレストラン・キャビン。オススメメニューはカツカレー!
パターン解説
食性を刺激するスイミングジグテク!
夏-秋、さらにいえば秋-冬に移行するタイミングになると、ウイードの中で過ごしていた個体が徐々にエサを求めてウイードからでてくることが増えます。
外気温が低下することで水温が低下して、バスも動きやすい適水温に近づいていき、さらに台風の影響などで、MAXまで伸びマクったウイードが飛ばされて減少していきます。こうなると、ウイードの外側を回遊する個体をスイミングジグで食わせやすくなります。
エサを求めている個体は食い気のある状態ですが、スイミングジグというか、シャッドテールの波動はそういう食い気のあるバスに対して絶大な効果があります。特にヘッドシェイカーの波動は、食性に対して強く訴えかける動きをします。その動きをスイミングジグでもだせるようにと作ったグラスリッパーとのコンビネーションは、僕の中では絶対的に効くと信じて投げられるルアーです。(自分で必要なシチュエーションを想定して作ったので当たり前なんですが…)。
このパターンで釣れる個体は時期によってサイズが違います。晩夏-中秋の間はカレントがあるボディウォーターを中心に狙うと、数はでませんが、一発デカいのがまじります!
中秋-晩秋は、琵琶湖全域がバスの適水温に近くので、サイズを選ぶのは難しいけれど、バイトが多く楽しめる時期です。
晩秋-冬の間は徐々に水温も下がって活性が低くなる時期ですが、それでも食性で動く個体がメインとなるため、やはりきたらデカい、ビッグフィッシュパターンとなります!
シチュエーション解説
ベイトの存在を確認しながらドンドン投げるが吉!
キーとなるのはボディウォーター!
夏-秋は、カレントが当たる水通しのよいエリアがメインエリアとなります。
そういったエリアは真夏でも水が動くので、バスもベイトとなるギルも多く、捕食のタイミングになれば一気にスイッチが入ります。
秋のターンオーバーの時期も、水の動きはイチ早く水質回復に結びつくので大事です。こうしたボディウォーター絡みは、質のよいウイード、例えばカナダモなどのバスが好むウイードも生息しているので、夏の背が高い時期はエッジ付近を、背が低くなる秋からの時期はウイードトップなどを狙うとよいです。
また、魚探でその時のベイトの映り方も要チェックです。ウイードの上なのか、キワなのか、とにかくベイトが絡めばバスとの遭遇率はあがるので、ベイトを探しながら映る場所へとにかく投げてみてください!
ベストマッチルアーはコレ!
グラスリッパー+ヘッドシェイカー5inch【エバーグリーン】
ヘッドシェイカー5inchは、その名の通りヘッドウォブルしながら泳ぐクネクネアクションが魅力! バイト誘発力が高く、バスが好むスイムアクションをだします。ボディがしっかり水をつかむので、テールだけの波動ではなく水中での存在感も大きい。
さらに、グラスリッパー(3/8oz、1/2oz)と組合せることにより、ジグのフラット面がこのヘッドウォブルに貢献し、スイミングジグ時にもそのスイムアクションが生まれます。高いウイード回避性能も持ち合わせながら、ウイードのタッチ感や巻いている時の感覚がしっかり伝わるようにグラスリッパーのヘッドをデザインしているので、ウイードに絡めた使い方で本領を発揮します!
大西健太のラバージグタックル
■使用タックル…ヘラクレスEGスイミング72MH(エバーグリーン)+コンクエスト100※ZPIスプール、SSRCカラーグラフィックハンドル92mm、ペンタグラムドラグ装着(シマノ/ZPI)+バスザイル・マジックハードR16Lb(エバーグリーン)
琵琶湖が生んだスイミングスタイル特化型ロッド、EGスイミング
琵琶湖で超定番となったフットボールジグにシャッドテールをセットして中層を泳がすスイミングラバージグや、スピナーベイトでは通しづらいウィードの中にテキサスリグを通すスイミングテキサスなど、多様なスイミングスタイルに完全対応する“EGスイミング”。
モデル 全長 継数 標準自重 パワー ルアー範囲 ライン範囲 価格 HCSC-72MH EGスイミング 2.18m 2 148g ミディアムヘヴィ 7~28g(1/4~1oz) 12~20lb 60,000円(税別)