解説=上田直紀 Naoki Ueda
●琵琶湖ガイド情報●
上田(BIGBOY)ガイドサービス=ガイド受付☎090-2280-2375
出船マリーナ:パークマリーナ(滋賀県守山市木浜町1564ー31)
ガイドエリア:南湖(主に東岸)、北湖東岸
ブログ:http://ameblo.jp/n-u-590310/
使用ボート…バスキャット・パンテラⅡ
遊漁船登録番号:滋賀第143号
釣行に役立つオススメ情報サイト=ド定番のヤフー天気。東岸メインの僕は南湖なら大津で詳細を、北湖なら近江八幡で詳細を見ます
琵琶湖オススメランチどころ=パークマリーナ内のアジアン料理レークサイドグリル。土日ランチ500円、平日800円で、ごはんは、おかわり自由
パターン解説
夏になると、河川周りの北湖シャローの砂地エリアではエビモが、南湖の水通しがよいエリアではエビモパッチや上質なカナダモが生えます。
夏から秋にかけ、魚は水が冷たく心地よい、またしっかりとシェードになる上質なウイードでベイトを待ち伏せします。また、このような条件のエリアは流線系ベイトフィッシュも豊富。特にこの時期、大型のハスはデカバスを釣るうえでキーとなります。ハスは晴天ベタ凪時にはシャローで目視できるほどいることも。
そして風が吹くとプランクトンやベイトが散り、ハスも散りますので、バスの捕食のスイッチが入ります。そうなると通常はハード系でハメていきますが、逆の条件下(晴天、無風など)では魚はウイードでじっとしていて動かない傾向にあります。
デカバスは捕食するうえで極めて効率的なウイードに滞在し、ハスを待ち伏せします。そして、見つけたら追い掛け回します。そんな晴天無風時にでも効果的なのが、「スターラーテール5.5inch」を用いたソフト系の巻きパターンで、エビモのキワや上を巻いてバイトさせます。
要はスターラーテールのビッグテールをハスに見立てるのです。
大雨後、増水した激濁り下では、驚異の肉厚ビッグテールがビッグバスに猛烈アピールしますし、ソフト系だけあってクリアウォーターでも釣れます。
アクションは基本カナダモの上やエビモの横をゆっくりただ巻きで通しますが、水面でハスが追いかけられている時は、飛びだすぐらいの速巻きでもオッケーです。ロッドとラインに少し角度を入れながら巻き、バイトがあったら即アワセは厳禁で、しっかり送り込んでフッキングです。
シチュエーション解説
狙いドコロはズバリ、シャローのエビモパッチが点在するような砂地エリア。
カナダモエリアで秋になるとネジレモが多発するような場所もイイです。
詳しくは流線系ベイトも絡んでくる内湖の水門周り、橋脚周り、流入河川など、水通しのよいエリアです。
水質はクリアでもマッディでもOK。ローライト時はもちろんのこと、晴天ベタ凪時のハードベイトが効きにくい時に多用しています。大雨後に濁ってベイトが接岸した北湖シャロー、また風が吹きベイトが散った時などは普段、縦系ウイードのシェードでベイトを待ち伏せしているデカバスが外にでて泳ぎ回り、捕食するのでラッシュが期待できますよ。
ベストマッチルアーはコレ!
スターラーテール 【デプス】のTX
風が吹くとシャローではプランクトンやベイトが散るので、バスにも捕食のスイッチが入ります。そこを通常はBカスタムやコリガンマグナムなどのハード系でハメていきます。しかし、この逆の晴天無風の条件下で魚がウイードでじっとしていて動かない傾向の時にハード系でハメるのは困難です。そこで、このような状況下でも魚にバイトさせるのに効率的なのがスターラーテールの巻きパターンなのです
TXシンカー5ー10g、オフセットフック#3/0~#4/0使用
上田直紀のシャロ―ベイトパターンタックル
■使用タックル…サイドワインダー・バレットショットHGCー70HF(デプス)+ハイギアリール+フロロ14Lb
Length:7’0” 1piece(Offset Handle) | Lure Weight:3/16~3/4oz | Line:8~20lb | Action:Heavy Fast Taper | Grip Length:396mm | 約185g | \42,000(税抜)
バレットショット
鋭敏なティップレスポンスと金属的なバットパワーを併せ持つファーストテーパーは、ハイレベルなテキサスリグを極めるためのスペシャルモデル。
ボトムマテリアルやウィードを正確に感じ取れる優れた感知能力と、卓越したフッキングパフォーマンスを誇る7フィートレングスは、ワイドなフッキングストロークを実現しながらも長さを感じさせない、リニアな操作性を持つ絶妙なバランスフィールを実現。
かすかなバイトを感知した瞬間、一瞬にしてバスのアゴをフックが貫くテクニカル・ワーミングを可能にする。