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【高比重1.28~1.35】ナイロンラインより沈むPEライン「PITBULL G5」シマノから登場

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パワーフィネスやライトリグなど、ここ数年バスフィッシングでもじわじわ浸透してきつつあるPEライン。

PEラインのメリットといえば太さをそのままに強度を上げたり、ポンド数をそのままにラインを細くして飛距離アップに貢献。また、伸びないことによる感度の向上…などでしょうか。 一方、比重が軽いことで糸ふけが出てラインコントロールがしにくい。また水に浮くことで軽いルアーが沈みにくい、アワセが決まりにくいなどのデメリットがあることも事実。

比重が重い、つまり沈むPEラインがあれば、それらのデメリットは解決できるんじゃないかと。

 

PITBULL G5

PEラインなのに沈む、高比重PEライン「PITBULL G5」。

シマノ公式「PITBULL G5」詳細ページはこちら

 

比重は1.28~1.35

 

一般的に真水の比重が1.00、海水の比重が1.03〜1.04(塩分濃度によって変化)と言われていて、ラインの比重がこの数値よりも高ければ沈み、軽ければ浮く。通常のPEラインは、比重1.00未満のものがほとんど。だからPEは水に浮き、他方ナイロンラインやフロロライン、エステルラインは1以上の比重となっている、つまり沈む。

このPEラインの比重を見ると1.28~1.35でエステルラインとほぼ同等。フロロカーボンとまではいきませんが、ナイロンよりも比重が重く沈むというわけです。

 

沈む理由

なぜPEラインなのに沈むのか。それは、高比重フッ素繊維を組み合わせた「5本構造」になっているから。

 

高比重フッ素繊維を組み合わせることで、通常の4本組よりも1本1本の繊維を細くする必要がある。そのため、強度自体はやや劣るものの、それでもナイロンやフロロカーボンに比べるとその差は歴然。

 

沈むPEラインを使うメリット

冒頭でもお伝えしたように、そのメリットは想像するに難くはありません。

 

カラーは2色

視認性の高い「ハイビズオレンジ」と、同化して水中で存在感を消せる「スティールグレイ」の2色がラインナップ。

スタイルや使用ルアーなどに合わせてのセレクトが可能。

 

関連動画をチェック

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

 

スペック
号数 最大強力lb(kg) 長さ(m) カラー 本体価格(円)
0.6 10.6(4.8) 100 スティールグレイ 1,130
0.6 10.6(4.8) 100 ハイビズオレンジ 1,130
0.8 13.7(6.2) 100 スティールグレイ 1,130
0.8 13.7(6.2) 100 ハイビズオレンジ 1,130
1.0 16.7(7.6) 100 スティールグレイ 1,130
1.0 16.7(7.6) 100 ハイビズオレンジ 1,130
1.2 22.8(10.4) 100 スティールグレイ 1,130
1.2 22.8(10.4) 100 ハイビズオレンジ 1,130
1.5 25.8(11.7) 100 スティールグレイ 1,130
1.5 25.8(11.7) 100 ハイビズオレンジ 1,130
2.0 30.6(13.9) 100 スティールグレイ 1,130
2.0 30.6(13.9) 100 ハイビズオレンジ 1,130
0.6 10.6(4.8) 150 スティールグレイ 1,700
0.6 10.6(4.8) 150 ハイビズオレンジ 1,700
0.8 13.7(6.2) 150 スティールグレイ 1,700
0.8 13.7(6.2) 150 ハイビズオレンジ 1,700
1.0 16.7(7.6) 150 スティールグレイ 1,700
1.0 16.7(7.6) 150 ハイビズオレンジ 1,700
1.2 22.8(10.4) 150 スティールグレイ 1,700
1.2 22.8(10.4) 150 ハイビズオレンジ 1,700
1.5 25.8(11.7) 150 スティールグレイ 1,700
1.5 25.8(11.7) 150 ハイビズオレンジ 1,700
2.0 30.6(13.9) 150 スティールグレイ 1,700
2.0 30.6(13.9) 150 ハイビズオレンジ 1,700

 

もちろんバスだけでなく、ソルトでもボトムを狙うチニングやロックフィッシュなど、シチュエーション次第で大きな武器にも。

新しいゲーム展開にいかがでしょうか。

 

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シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

 

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