SWショアキャスティングゲーム。
人気上昇中のルアージャンルの1つで、サーフや磯、堤防などからキャスティングで青物やフラットフィッシュなどを狙う釣りです。
そんな、SWショアキャスティングゲームに対応するロッドとして、2020年春、ダイワから登場したロッドが「オーバーゼア」シリーズ。
この時は「オーバーゼア(2ピース)」と、その上位モデルの「オーバーゼアAIR(2ピース)」の2タイプが登場、人気を集めています。
さてそんな、「オーバーゼア」シリーズに2021年3月、新しいハイエンドモデルが登場します。
オーバーゼア AGS
オーバーゼアシリーズのハイエンドモデルとして登場するのが「オーバーゼア AGS」。
誰よりも遠くにルアーを飛ばす遠投性、僅かな水流の変化や地形などを鮮明に感じ取れる感度、ルアーをシッカリ操る操作性などにこだわられたNEWロッドが誕生!
出典:YouTubeチャンネル「DAIWA Salt Lure Channel」
ダイワ公式「オーバーゼア AGS」詳細ページはこちら
最も注目すべきポイントは、ダイワの最新技術、AGS(エアガイドシステム)やSVF ナノプラス、X45フルシールドなどが惜しみなく採用されているトコロ!
今回のオーバーゼアAGSはオーバーゼアシリーズ中、最もパワーを備えた高性能なロッドに仕上がっています。
さらに、持ち運びやすいように全モデル共通して4ピース仕様になっているのも注目点です!
様々な要素でバージョンアップされているる「オーバーゼア AGS」。さっそく、詳しくみていきましょう!
AGS(エアセンサーガイドシステム)
まず商品名にもなっている通り、ガイドには高剛性で軽量、感度にも優れる「AGS TYPE-R 」が採用されています。
「AGS(エアガイドシステム)」は、簡単に言い表すと、軽量・高剛性・感度に優れるカーボンガイドフレームが使用され、あらゆるバランスが最適かされたダイワ独自のガイドシステム。
硬度の高いカーボンガイドが使用されていることで、キャスト時のブレが抑えられ、また軽量でキャスト時の振り抜けがよりシャープになり、飛距離とコントロール性能が大幅にアップ。
また硬度の高いカーボンフレームによって、手元への伝達感度が高まっています。
ブランクにはSVF ナノプラスとX45フルシールド(=X45コブラシールド)を採用
続いてはブランク。
「オーバーゼアAIR」にはHVF[エイチブイエフ]というブランクス素材に、X45を巻き付けているという構造でしたが、今回の「オーバーゼア AGS」は更にパワーアップ!
ブランク素材には「SVF ナノプラス」を採用し、その上にネジレ防止機構としてX45フルシールド(=X45コブラシールド)が加わり、強度、感度がアップp。
SVF ナノプラスとは、レジン(樹脂)量を減らし、カーボン繊維の密度を多くしたカーボン素材。
これを採用することで、軽量化・パワーアップ・細身化を実現。軽くて強度抜群なカーボン素材となっております。
X45フルシールド(=X45コブラシールド)とは、ロッドティップからバッドまでにかけて全体的にX45を巻き付けたもの。
「オーバーゼアAIR」は必要な箇所のみにX45を巻いているという形でしたが、このX45フルシールド(=X45コブラシールド)を採用することで、更にネジレに強く、強度も同時にアップしました。
4ピース仕様で持ち運びも快適
「オーバーゼア AGS」になってからは、全機種4ピース仕様になり、持ち運びがとてもラクになりました。
ただ、持ち運びがラクになっただけではなく、4ピースの特性を活かし、ティップ周辺は感度重視、ベリーからバッドにかけては強度重視という風に各パーツに求められる役割を考慮されて設計。
それにより、バイトと同時に魚を掛けれる繊細さと、掛かってから強引に寄せてこれるハリと硬さを両立。
-JOINT[V-ジョイント]が採用され、マルチピースロッドとは思わせないスムーズな曲がりとパワーアップ実現!
遠投性能重視のリールシート
リールシートに関しては「オーバーゼアAIR」と同様、エアセンサーシートを採用。そこへ更に新開発のオーバルタイプを搭載。
エアセンサー・オーバルリールシートとは、日本刀のツカの部分のような楕円形状をしており、グリップ力が良くてまっすぐに振り抜きやすいのが特長です。