解説=大村 光 Hikaru Omura
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1978年10月生まれ、滋賀県出身、滋賀県在住。びわこマリーナをベース基地とする琵琶湖プロガイド。得意な攻めは、クランクベイト、ネコリグ、スイムジグ、フロッグ、トップウォーター、ハイパーテキサスなど!
●琵琶湖ガイド情報●
レイクシフト ガイドサービス
ガイド受付☎080-1526-4574
出船マリーナ:びわこマリーナ(大津市際川1丁目2ー20)
ガイドエリア:南湖
ホームページ:http://www.lakeshift.com/
ブログ:http://ameblo.jp/biwak-opanda
使用ボート…レンジャー520
遊漁船登録番号:滋賀第90号
琵琶湖オススメランチどころ=比叡山麓・鶴喜そば唐崎店。滋賀県大津市唐崎1丁目23−1。天下一品唐崎店の斜め前。夏はざるそばがオススメ!
パターン解説
春に浅場で産卵を終え、そのまま浅場に居付いて回復した魚が対象となるので、狙う場所は 水面まで顔をだすような春から自生しているヒシモやエビモが対象となります。
秋のような広大なフローティングマットと異なり、魚がバイトしてくる範囲は狭くなりますが、いい換えると、範囲が限定されて短時間勝負でとてもラクです。
よってこの季節のフロッグゲームは、小さなスペースでより魚にアピールできるようアクションする必要があるのですが、『動かし方』というより『どのタイプのフロッグを使用するか』が大切です。
「狭いスペースで」 ということなので、水平浮き&スケーティングタイプの水を逃すフロッグよりも、直立&ポッパータイプで水を受けるフロッグの方が移動距離を抑え1点に長く留めておくことが可能になり、下に潜む魚に対して、その存在を確実に伝えることができるようになります。
シチュエーション解説
産卵を終えた居付きバスを狙うわけですが、フロッグを使うのは6月中旬に向けて洗堰の放水が完了した後になります。したがって琵琶湖の水位がマイナス30cmから。琵琶湖では在来種の産卵を助けるために毎年3月中旬から6月中旬にかけて琵琶湖水位をプラス30cmで保ちます。
放水が完了するとマイナス30cm以下となりシャローでは春に成長した水草が水面に顔をだします。範囲は西岸東岸のシャローはすべて。下物などの掘り残し部分にもエビモが顔をだすので、たとえ沖であったとしても浅瀬がそこにしかないようなエリアであれば水深は気にせずに狙えます。
ベストマッチルアーはコレ!
バップ改【ラッティーツイスター】
バップは雷魚用フロッグのため、フックは元々バーブレスなので交換が必要となりますが、そのカップから繰りだされる異常なスプラッシュ音はズバ抜けた集魚力だと思います。かなり強めのアクションを加えてもデカいカップがしっかりと水を受け止め、その場所から動こうとせず爆音で1点誘いできることも、まだ面積が少ないこの季節のフローティングマットを攻めるうえでかなり有効な手段です。
その威力を知れば少々面倒でもフック交換してチューニングする価値はアリです。ウエイトの位置を変えてみたり、ラビットゾンカーを装着するなど、自分の好みにチューニングできるのも楽しいです。僕のブログにもバップのチューニング法を掲載しているので、よければ参考にしてください。
https://ameblo.jp/biwak-opanda/entry-12173696359.html
バップ詳細
http://www.rattytwister.com/archives/project/bop
SIZE L=62mm W=24mm Wt=15.5g前後
PRICE 1,200~1,300yen + tax
大村 光のフロッグ使用タックル
■使用タックル…パワーハント CPHCー66HW(テーパー&シェイプ)+スコーピオンXT1500ー7(シマノ)+スパイダーワイヤー・ウルトラキャスト・インビジブレイド50Lb(ピュア・フィッシング)